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Market3031 ケンジントンマーケット

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2009年12月17日(木)
Market3031
ケンジントンマーケット
Kensington
メルボルン Melbourne 
この場所の地図 Google Map

今日のメルボルンは、午前中から曇り。午後からは、激しい雷雨となった。昨日、39度まで気温が上がったのが、うそのように今日は23度ほどの低い温度。以前として夏とは呼べない気候。

Canon EOS 5D MarkU 絞り優先露出 評価測光 絞りF2.8 1/1000秒 ISO感度 400 AWB 画質圧縮率 JPG 発光 WB 太陽光
レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM


 ケンジントンは、ノースメルボルンからクレイグバーン線(Craigburn Line)でひとつ目の駅。メルボルンシティからは、北西へ2kmほどの場所にある。
更に西へ500mほど行くとメルボルン・カップが行われるフレミントン競馬場がある。
ケンジントンの北側の駅は、ニューマーケット。シティからそれほど遠くはないが、シティリンク、マリビノン川、ドックランド、ノースメルボルンの操車場などに囲まれていて、判りにくい場所にある。
クレイグバーン線沿いには、メルボルンの近郊としては異例の工場や営業倉庫がが立ち並んでいる。

 この界隈は、歴史的に牧畜業、畜産業と関係が深い。メルボルンが出来た1850年頃、馬や牛の放牧は、メルボルンの西側のウィリアムズタウン、ジローン方面にあった。フッツクレイからケンジントンにかけては食肉加工業が盛んであった。加工された食肉は、メルボルンの台所、ビクトリアマーケットへ運ばれた。フレミントンやムーニーバレーに競馬場が作られたのも、牧畜業と関係が深い。
ケンジントンの南側には、サウスケンジントンの駅があり、そこから南側は、メルボルンの最大の列車の操車場がある。更に巨大なメルボルン生鮮市場が並ぶ。

 ケンジントンの駅前で、Market3031マーケットが開かれた。
市民が作りの品物を売っている。
正面の店は、東京の名前で、日本の生地を使った手作りの製品を販売している。
それぞれの趣味が活かされた作品が多い。ケンジントンは、1970年代まではメルボルンでも最下層の労働者が住む町であり、スラム化が進んでいた。州政府が集中的に再開発を進め、現在ではシティに近いこともあり、かなり豊かな中流層が住む町に変化している。
ケンジントンマーケットも、住民層の変化を表している。

Market3031

 駅前通りに沿って30mほどの歩道にお店が並ぶ。
ケンジントンの東側には、広大なロイヤルパークやメルボルン動物園があり、フレミントン競馬場も含めると緑が多い公園地帯とも云える。将来的には、操車場も含めて総合的に近代化される可能性が高い。
ノースメルボルンから、ケンジントンにかけてはシティに近いこともあり、特に狙い目の地域と云える。

 マーケット3031は、12月12日(土)に開かれた。


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