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2007年12月6日(木)
クイーンズ公園の喫茶店
Tea room Queen's Park
ムーニーポンズ Moonee Ponds
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

今日も初夏の温暖な気候でしたが、午後からは雲がかなり出ていました。それでも風もなくおだやかな良い一日でした。気温は、28度と段々高くなってきました。

昨年の今日2006年12月5日(サンタの郵便ポスト2006)

クイーンズ公園の池のほとりにあるこのティールームは英国風の建物で近くの子供連れの家族に人気です。おばちゃんたちが調理してくれる料理も人気です。

 ムーニーポンズは、メルボルンから北北東へ約7kmの場所にあります。シティのエリザベス通りを北上するとフレミントン通りに名前を変えます。更に北上するとアレキサンダー通りに名前を変えた辺りがムーニーポンズのサバーブです。
ゴールドラッシュの時代には、金鉱山へ向かう鉱夫、商人などがここで水を補給しました。BurkeとWillsの探検隊も立ち寄っています。

クイーンズパークの歴史

 英国人による定住の前には、原住民族アボリジニ、Kulin族の一部族であるWurundjeri族が住んでいました。1835年にタスマニアからの移民が始まりました。
Wurundjeri族の一部の男たちは、英国人が彼らの土地を占拠するのに頑強に立ち向かいました。1836年に最初の行政官ウィリアムロンズデール(Wiiliam Lonsdale)大佐がシドニーより派遣されてきました。
そして1838年4月25日にロンズデール大佐によってWurundjeri族の男たちが逮捕され、出来たばかりの丸太作りのメルボルン監獄へ送られました。

 直接の容疑は、ホーソン、トウーラック、マルバーン地区を所有していたJohn Gardinerの羊を盗んだ容疑です。
マルバーン駅参照

そして数日後にメルボルン監獄が出火した際に3人の男は、逃げ出しています。
3人の名前は、Moonee Moonee、Tullamareena、Jin Jinです。
Tullamareenaは、後に再度捕まって、シドニーへ船で送られました。シドニーで裁判が実施されましたが、まったく英語を理解しないので裁判にならずに無罪、放免されました。しかしメルボルンから700kmも離れた土地で無一文であり結局、行方不明となっています。
メルボルン監獄から脱走の図

ムーニーポンズは、Moonee Mooneeに、またメルボルン空港があるタラマリンは、Tullamareenaに由来します。
Tullamareenaは、有名なバットマンの契約の際にも立ち会っています。


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