シティ案内

今日の一枚へ

アルトナトップ

Carlisle River Logging Company

メルボルン百景トップ


2008年9月22日(月)
Carlisle River Logging Company (追加画像)
アルトナ小型鉄道
Altona Muniature Railway
プレイズリー公園 Plaisley Park
アルトナノース Altona North
メルボルン Melbourne
この場所の地図Google Map

今日は朝から曇り。天気予報では雨となっていました。午後からは強い雨が降ってきました。日本では毎週にある程度の雨ですがメルボルンでこれほどまとまった雨が降ったのは久しぶりです。駅周辺では水があふれだしました。

2007年9月22日(カフェ カンティーン
Canon EOS 40D
Tv(シャッター速度)1/200 秒
Av(絞り数値)F5.6 測光方式 評価測光
露出補正 0   ISO感度 1600
画質圧縮率 RAW ホワイトバランスオート

 1700年代に英国で産業革命が始まりました。
レオナルドダヴィンチに代表されるようにルネサンス期以降、特に1500年代からヨーロッパ、イギリスなどで各種の技術的な発明があいついでいました。しかしこれは単発的な技術であり、実用化や産業化には程遠いものでした。
これは発明のアイデアは先進的ではあっても金属加工技術などの周辺の技術が付いていかなかったからです。

1700年代には、周辺技術や社会や産業からの需要が技術を後押ししました。特にイギリスではアメリカ、インド、オーストラリア、アフリカなどの植民地を抱えて近代的で効率的なシステムを必要としていました。

最初の産業革命は、1730年代の紡績機の発明、改良です。このころの発明は手作業を効率化するという程度でした。

  列車車両を利用したチケット売り場、売店。オーストラリア国旗とAMR(Altona Muniature Railway )の旗

その後、大規模な実用化を必要とすることから人力に頼らず、動力を利用するという考えが取り入れられ、まず水力が利用されました。

次に開発されたのが、蒸気動力機です。
蒸気機関は、理論的は、昔からありましたが、実用化されたのは、1700年代です。

産業利用として確立したのは、1769年のスコットランドのジェームスワットです。

1770年にクック船長がシドニーのボタニー湾に上陸する1年前のことです。

  エネルギー源は、化石燃料の代表である石炭です。石炭など化石燃料は、水力とは違い持ち運びが出来、高いエネルギーを供給する優れたエネルギー源です。蒸気機関が発明されてから、産業革命は一気に進みます。石炭、石油と化石燃料の利用は進みます。また蒸気機関からガソリンエンジンへと内燃機関の改良も進みます。

しかし社会的にまた環境に同時に多くの問題を引き起こします。
蒸気機関が産業に利用されたその日に、現在の温暖化の問題がスタートしたのです。

蒸気機関が発明されて、今日まで240年が立ちますが、人類の歴史の中で、それまでの数千年よりもこの240年の方が、はるかに大きな環境の変化を地球に与えてきました。蒸気機関などの内燃機関が人類に与えた功績は非常に大きいものがあります。しかし一方で、ダメージもまた大きいと言えるでしょう。

 最初の蒸気機関車は、1804年に英国で発明されました。改良して実際の軌道の上で走らせたのは、ジョージスチーブンソンです。

1829年には、英国でリバプールーマンチェスター鉄道が開通しました。
アメリカでも同じ1829年にボルチモアーオハイオ鉄道が開通しています。

メルボルンに植民が開始される6年前のことです。

蒸気機関車(サザンクロス駅)

蒸気機関車(Bellarine Peninsula鉄道)

アルトナミニチュア鉄道公式Web

ウィリアムズタウン線

このページのトップに戻る

inserted by FC2 system