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リオグランデ Rio Grande

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2008年9月23日(火)
リオグランデ Rio Grande
アルトナ小型鉄道
Altona Muniature Railway
プレイズリー公園 Plaisley Park
アルトナノース Altona North
メルボルン Melbourne
この場所の地図Google Map

今朝は、からっと晴れた天気でした。しかし昨日の雨の影響で気温は、最高でも13度と真冬に逆戻りの気温です。

昨年の今日 2007年9月22日(カフェ Mr Tulk
Canon EOS 40D
Tv(シャッター速度)1/200 秒
Av(絞り数値)F5.6 測光方式 評価測光
露出補正 0   ISO感度 1600
画質圧縮率 RAW ホワイトバランスオート

 鉄道列車は、線路の上を車輪が走ります。車輪は、人類の発明の中でも画期的なものと云われています。その歴史は古く紀元前3000年前のメソポタミアの時代に遡ります。古代インダス文明や古代中国の遺跡の中にもたくさん発見されています。
ギリシャローマ時代には、馬が引く戦車にも使われていてお馴染みの機械です。
自転車の車輪のスポーク構造は、軽量化と衝撃を和らげるクッションの役割を果たしますが、これも紀元前2000年前には発明されています。
レールの上を走る軌道(railway)ですが、ギリシャ、ローマ時代にはすでに登場しています。これは、道路の舗装が十分でない時代に路面の摩擦を下げて、少ない力で大きな荷物を運ぶために発明されました。
当時のレールは、石材た使われています。
動力は、馬や奴隷でした。

 ミニチュア鉄道のメンテナンスを行うボランティアのエンジニア。アルトナのこの場所は、メルボルン最大の鉄道メンテナンス工場がありました。きっと昔、本物の蒸気機関車を動かした人々でしょう。

ヨーロッパでは、木製のレールが1500年頃から石炭を鉱山から運び出す為につかわれました。鉱山から川まで木製レールのトロッコで運び、そこからは船で都市まで運んでいました。
木製の軌道は、重量物を運ぶ為に直ぐに交換が必要になり、硬度がある材料が必要とされていました。
1700年代の後半に木製のレールの上に鋳物を被せて強度を増したものが現れます。まだ近代製鉄法が完成してなく鉄製のものは高価で使用できませんでした。
当時の鋼鉄(スチール)は、十分に製法が確立していなく非常に高価でした。

  日本刀などのたたら製鉄のように人力に頼る製法で鋼を鍛えていました。いわゆる鍛造法です。

近代的な製鋼法を発明したのは、イギリスのヘンリーベッセマー(Henry Bessemer)です。ヘンリーベッセマーが発明した転炉法という製鋼法により高度な純度を持つスチールが大量に安価に製造できるようになりました。
近代製鉄法は、1850年代のメルボルンのゴールドラッシュの頃に確立されています。
石炭の活用と製鉄、このふたつが1700年代から始まった産業革命を1800年代に飛躍的に進展させるのに大きく活躍しました。
石炭と鉄の組み合わせの代表は、もちろん蒸気機関車です。
しかし鉄と石炭は、船舶にも応用されました。また戦争の道具としても使われました。

 ディーゼルエンジン車両も数台あります。
もちろん格好だけでなく実際にディーゼルエンジンで走っています。

運転をするおじさんもボランティアの一員です。
メルボルンの生活を豊かにしている裏方では経験ある年配者のボランティアが欠かせません。

蒸気機関車(サザンクロス駅)

蒸気機関車(Bellarine Peninsula鉄道)

アルトナミニチュア鉄道公式Web

ウィリアムズタウン線

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