2009年7月11日(土)
ヤラビル駅 Yarraville Station ヤラビル Yallaville ウィリアムズタウン線 Williamstown
Line メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map
今日のメルボルンは、曇り、一時雨。強い風が吹いた。
昨年の今日 2008年7月11日(Grind in the City)
Canon EOS 40D 絞り優先AE シャッター速度1/400秒 絞りF8.0 評価測光 ISO感度
100 太陽光 画質圧縮率 RAW レンズ EF-s17-85 f/4-5.6L IS USM
ヤラビルの街は、メルボルンのシティから西へ6kmほどの場所にある。
メルボルンの西部地区は、フッツクレイとウィリアムズタウンの地区を中心としている。
メルボルンのどこの地区とも似ていない独自の風土、独特のにおいを持っている。
もちろん西部地区の歴史が、その雰囲気を作ってきたのは間違いない。
メルボルンは、1835年の成立の頃から都市としてビクトリア最大の消費地。
ウィリアムズタウンとジローン地区は、農産物、畜産物の生産地。
メルボルンの西部地区は、農産物、畜産物のメルボルンへの供給拠点、加工拠点。
1850年代から1900年にかけて、フッツクレイを中心として西地区は一番の発展を遂げる。
1900年頃には、 巨大な物流を支えるために、ヤラビル地区に鉄道網の拠点が、設置。
更に鉄道に供給する発電所。
日本の場合であれば、産業の発展は、町の活性化を意味する。
しかしメルボルンは、移民の街。
多くの移民の低賃金労働者と家族の流入が始まる。
中産階級以上は、西地区にはウィリアムズタウンを除いて近づかなくなった。
1930年代から1980年ころまでは、西地区全体が産業都市であり、一方、低賃金労働者が多く住むスラムと化していった。
1990年代以降、ウィリアムズタウン地区の高級化に伴い、周辺のヤラビル地区も観光地化され、多くの若者が住むようになり芸術地区として再開発されるようになった。
現在は、ヤラビルはウィリアムズタウンと並んで観光地となっている。
ヤラビル駅は、メルボルンのサザンクロス駅から10分ほどで着く。
半日観光にはもってこいの場所だ。
ウィリアムズタウン、アルトナ、フッツクレイなどを含めて1日観光も十分に可能だ。
海浜地区などには自然が残り、街歩き、散策、散歩には十分に楽しめる地区だ。
西部地区へは、サザンクロス駅から出発する。
Werribee行きに乗って、ヤラビル駅で降りる。アルトナまで行くには、そのままWerribee線で4つ目。
ウィリアムズタウンへ行くには、ニューポート駅で乗り換える。
帰りにフッツクレイによってフッツクレイマーケット、リトルサイゴンマーケットで買い物をすることも楽しい。
フッツクレイは、近年、アフリカからの移民が増えており、夕方以降はかなり注意が必要。
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