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13番ホール No 13 Hole

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2008年7月13日(日)
13番ホール No 13 Hole
アルバートパークゴルフ場 
Albert Park Golf Cource
アルバートパーク Albert Park
メルボルン Melbourne
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今日の午前中は、曇っていて、寒い朝でした。午後からはすこしづつ回復して夕方の数時間は快晴になりました。

昨年の今日2007年7月13日(Commercial Travellers Association


 オーストラリアで最も古いゴルフコースは、タスマニアの中央高原地帯にある人口350人の小さなボスウェル(Bothwell)の町にあるラソーゴルフリンクスRatho Golf Linksです。近代ゴルフの発祥の地は、英国ブリテン島北部のスコットランドです。ラソーゴルフリンクスも、スコットランドから1822年にタスマニアへ移民してきたAlexander Reid 一家によって1839年に作られました。ラソーゴルフリンクスは、オーストラリアで最古であるだけでなくスコットランドを除く世界で最も古いゴルフ場です。人口300人強の町にあり、基本的には町民のためのゴルフ場であり、巨大資本や、大きなゴルフ大会と無縁だったため、ゴルフ場成立の頃からほとんど手を加えられることなく、昔の姿そのままで残っています。成立当時の古いゴルフ場の姿を現在に伝えている世界でも貴重なゴルフ場です。

 ひとつの例が羊です。ゴルフ場の中を羊が自由に歩きまわっています。逆にグリーンは、フェンスで囲ってあります。羊がグリーンの芝を食べないように守るためです。即ちゴルフは、もともと農園を利用しての遊びであったことがわかります。羊に優先権があるのです。
グリーンは、円形ではなく四角形です。これもスコットランドの古いゴルフ場の伝統で、有名なセントアンドリュースゴルフコースにも見られます。これは、羊がグリーンに入らないようにワイヤーを張ったなごりです。もちろんセントアンドリュースには現在は、羊はいませんが、ラソーには羊がいます。アメリカのゴルフコースにも1930年台以前には羊がいました。グリーン周りに木々が植えられている点も古い伝統によるものです。また夏の間は、ゴルフをしない点も伝統によるものです。夏の間、農民は忙しくてゴルフが出来なかったことによります。現在では夏場もオープンしています。

 正面は、アルバートパークヨットクラブ

スコットランドの初期のゴルフ場は、西海岸のMusselburgh, Leith, Elie, Aberdeen, and Dornochですが、ボスウェルの住人の多くは、この地方からの移民者です。ゴルフは、1700年代の後半に、アイルランド、フランス、アメリカなどへも持ち込まれていますが全て、定着しませんでした。タスマニアへ持ち込まれたReid一家だけが継続して存続できたのです。

Ratho Golf Links公式Web

Golf Australia History

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  14番ホールのティー。
セントキルダ通りのビル群へ打ち込みます。ドライバーだとビルに打ち込む可能性があるので、アイアンで刻みます。

オーストラリアで最も古いゴルフクラブは、1882年に出来たシドニーのThe Australian Golf Clubです。しかし途中7年間の中断があります。継続して一番古いのは、メルボルンの1891年にできたThe Royal Melbourne Golf Clubです。


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