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カールトンガーデントップ

噴水 Hochgurtel Fountain

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2008年7月5日(土)
噴水 Hochgurtel Fountain
ロイヤルエキジビジョンビルディング
Royal Exhibition Building
カールトンガーデン Carlton Garden
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

週末としては久しぶりにいい天気に恵まれました。雲は多少あったものの、一日中晴れが続き、スクールホリデーも重なって観光地はどこも人で一杯でした。カールトンガーデンではこれでも人が多い方です。

昨年の今日2007年7月05日(天使 エンジェル Angel


 カールトンガーデンの花壇。
メルボルンでも最も美しい花壇と言われていますが、来春用にデザインが完了して現在は、種を蒔いている状態です。
カールトンガーデンは、1839年に初代総督チャールズラトローブが、メルボルンの周辺部を公園に指定したことに始まります。その後、多くの土地は分割して民間用などに転用されましたが、フィッツロイガーデン、カールトンガーデンなどは公園として現在まで公共の場として利用されています。
現在のカールトンガーデンは、1856年にEdward La Trobe Batemanによってデザインされました。公園のレイアウト、中の通り道など基本設計は、ベイトマンによって作られましたが、設計に資金を使い過ぎてメンテナンスの予算が十分でないと後に批判されています。1880年に南半球で初めての万国博覧会がメルボルンで実施されました。

 Hochgurtel Fountain
噴水にかかった虹がきれいです。
1880年に行われたメルボルン万博の為に作られた噴水です。メルボルンの彫刻家Joseph Hochgurtelの名作です。
カールトンガーデンには、フレンチ噴水(French Fountain)、ウェストガーシュ噴水(Westgarsh Fountain)、Hochgurtel Fountainの3つの噴水があります。ウェストガーシュ噴水は飲料用ですが、他のふたつは観賞用です。


 ロイヤルエキジビジョンビルディングとカールトンガーデンは、オーストラリアで最初の建築物としての世界遺産です。
登録理由は、歴史的、建築学的、美的、社会的、科学的(植物学)的にビクトリア州に貢献する。(of historical, architectural, aesthetic, social and scientific (botanical) significance to the State of Victoria)となっています。
これほど素晴らしい公園が市内の直ぐ側にあり、いつ行っても混雑もなく、のんびりと散策できるメルボルンの市民は幸せです。
正面は、この公園の名前から取ったエキジビジョン通りです。交差点の向こう側はシティです。

  ロイヤルエキジビジョンビルディング。
メルボルンの天才設計科ジョセフリード(Joseph Reed)の1880年の作品です。
短い工期しかなく、予算も限られていたために、メルボルンでは珍しく輸入木造建築を採用しています。補修を受けてはいますが、130年が経過した現在でも立派な姿です。

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