8月のメルボルン

MDMA Skid Comp 自転車横滑り競技会

メルボルンの四季トップ

2009年8月31日(月)
MDMA Skid Comp
自転車横滑り競技会
カールトンガーデン Carlton Garden
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

今日は天気はまずまずの晴れであったが、気温が13度ほどと寒い一日であった。

昨年の今日 2008年8月30日(バットマンとフォークナー

Canon EOS 5D MarkU1/1000秒  絞り優先 絞りF16.0 評価測光 ISO感度 3200 AWB 画質圧縮率 sRAW2
レンズ EF24-70mm f/2.8 USM

バランスを取りながら乗るスキッドバイクライダー

 極めてユニークな自転車競技会。

カールトンガーデンの中で、300名ほどの若者が集まって自転車競技会を行っている。カールトンガーデンには、世界遺産ロイヤルエキジビジョンガーデンがある。この建物を頂点にして、シティ側のスプリング通りに向かってゆるやかな下り坂になっている。この下り坂を利用して競技会は行われた。自転車は、ロードレーサーが主で、マウンテンバイクは参加していない。


左の写真の道路にスタートラインがチョークで描いてある。

 競技会の模様。
各自転車は、一台づつ競技する。エキジビジョンビルの前から全速力で、自転車を漕いでくる。スタートラインの手前で、前後のブレーキを同時に、目いっぱい、かける。
そうすると前後のタイヤは、ロックされ回転を停止する。勢いがついている自転車は、タイヤがロックされたまま、滑り始める。
この競技は、どこまで自転車を滑らせることが出来るかという距離を競う競技だ。
ロックされた自転車は、まっ直ぐには滑ってくれない。横滑りや、蛇行を開始する。
なるべく蛇行させないようにするには、ちょうど自転車の真ん中に載って、かつ前輪に体重をかけるようにするのがコツだ。
自転車のタイヤや、滑りやすいスリックタイヤに限られる。停止しやすいブロックタイヤを使っているマウンテンバイクが参加していないのはこの理由だ。

 子供の遊びのような競技で、大人が真面目に実施する競技とはとても思えない。しかし実際には、非常に面白い競技だ。
全速力で疾走する自転車に思いきり強くブレーキをかけるので、非常に転びやすい。実際に3台に一台は転倒する。
それも横滑り、蛇行を繰り返した上に転倒する。見ていて非常に面白いのはこの為だ。また非常に危険な競技でもある。間違いなくヘルメットをつけていないと危険だ。ところが多くの若者はヘルメットをつけていない。この場合は、若者では無くバカ者だ。

 停止した位置にチョークをつける係のお嬢さん。地面には停止した場所のチョークが見られる。
一番遠いのは、ビクトリア通りの近くまで行った。

この日は、約100台の自転車と数百人の観客が集まった。

MDMA Skid Compは、カールトンガーデンで時折実施されている。

メルボルンバイクポロ

MDMAスキッドコンプ

このページのトップに戻る 

inserted by FC2 system