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パビリオン The Pavilion
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2008年6月23日(月) パビリオン The Pavilionフィッツロイガーデン Fitzroy GardenEast Melbourneメルボルン Melbourne この場所の地図Google Map 今日も午前中までは曇りの天気でした。 気温は、15度ほど。午後からは少し晴れてきました。冬至は過ぎましたが、朝晩はまだまだ真っ暗です。 昨年の今日2007年6月23日(豪州の夜明けと平戸) 左の建築物をパビリオン(Pavillion)と云います。メインの建物からすこし離れて庭などに立っている(Free Standing)建築物のことです。大きさは問いません。主に娯楽用に使われる目的です。ガゼボ(Gazeobo)、キオスク(Kiosk)、東屋(あずまや)などアジア、中近東、ヨーロッパなどにあります。左のパビリオンは、古代ギリシャの神殿風の作りになっています。パビリオンは、古代ギリシャ、ローマ、中国やインドなどでは宗教上の儀式をする場所、すなわち神社でもありました。 カフェパビリオン The Pavilion, Fitzroy Gardens TEL:03-9417-254 娯楽用であり、夏場に使うことが多いので、サマーハウス(Summerhouse)という言い方もあり、プールなどが付設されたものもあります。オスマントルコなど中近東の王様の娯楽であったものが、1700年代のヨーロッパ絶対王制の時代に貴族の間で広まりました。 イタリアでは、カシーナ(Casina)と呼ばれ、これが転じて娯楽の殿堂カジノ(Casino)と発展していきます。 カフェパビリオン2007 キオスクという言い方は、語源は、地中海周辺のアラビア語、ペルシャ語から来ています。意味は、パビリオンと同じです。 トルコやアラビアのキオスクは、多くは5角形などの多角形をしています。 モスクなどの宗教施設の付属建物や、王族スルタンの娯楽施設から来ています。 キオスクには、もともとは売店という意味はありませんが、駅などの売店では、多角形をしているものが多く、離れた一戸建てであり、キオスクと呼ぶに相応しい建築物です。 (写真を撮っていると良くこのような反応になるのがオージーです。) パビリオンカフェとその向こう側のパビリオン。どちらもフィッツロイガーデンの名物です。 右側は、チューダービレッジ(Tudor Village)。英国チューダー期のケント地方の典型的な村を再現したものです。 このページのトップへ