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フィッツロイガーデン

冬の公園 Fitzroy Garden in Winter

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2009年7月16日(木)
冬の公園 Fitzroy Garden in Winter
フィッツロイガーデン Fitzroy Garden
メルボルン Melbourne
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今日のメルボルンは、多少の雲はあったが晴れの良い天気であった。気温は、15度ほどでまずまず暖かい一日だった。

昨年の今日 2008年7月14日(セントビンセント病院

Canon EOS 40D マニュアル露出 シャッター速度1/125秒  絞りF9.0 評価測光  ISO感度 1250 太陽光 画質圧縮率 RAW  レンズ EF-s17-85 f/4-5.6L IS USM

 フィッツロイガーデンは、メルボルンの数ある公園の中では、ロイヤル植物園と並んで特別の立場にある。
フィッツロイガーデンは、英国の国旗ユニオンジャックをモデルとして作られている。
上空から撮った写真では、そのことがほのかに判る。

航空写真(メルボルン市) 


 メルボルンの最初の総督チャールズラトローブがメルボルンのシティ周辺に公園の場所を確保している。
チャールズラトローブは、1801年に生まれてロンドンで育った。当時のロンドンは、産業革命が進み、多くの低賃金労働者がロンドンへ集中して住居環境は非常に悪かった。
ラトローブは、スイスに留学している頃、ヨーロッパアルプスなど数多くの山々を踏破した登山家だ。自然を愛したラトローブらしくメルボルンの総督になって最初に実施したのが公園用地の確保だ。
必ずしも有能な総督ではなかったと云われているが、自然と学問を愛したラトローブ総督が残した功績はメルボルンにとっては数えきれない。

 オーストラリアの国旗の左側には、英国国旗が燦然と輝いている。
オーストラリアは、英国連邦の主要な一員であることを明確に示している。
英国の国旗ユニオンジャック(Union Jack)は、スコットランドのSt Andrew's Cross、アイルランドのSt Patrick's CrossとイングランドのSt George Crossの3つの十字架(Cross)を組み合わせて出来ている。
メルボルンが始まる1835年の34年前の1801年に制定された。

英国の国旗ユニオンジャック

スコットランドのSt Andrew's Cross

アイルランドのSt Patrick's Cross

イングランドのSt George Cross


 ロイヤル植物園と同様に英国、ヨーロッパの植物、オーストラリア国内、アジアの植物を集めて作られた公園内部は、春夏秋冬を通して楽しめる。
特に冬場は、静かな公園であり、のんびりと散策を楽しむには広すぎるほどだ。

クック船長の小屋の近くにパビリオンカフェ The Pavilionがある。

フィッツロイガーデン

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