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フィッツロイガーデン

パビリオンカフェ The Pavilion

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2007年6月26日(火)

冬のフィッツロイガーデン
パビリオンカフェ The Pavilion
フィッツロイガーデン Fitzroy Garden
East Melbourne
メルボルン Melbourne
この場所の地図Google Map

今朝はすっきりした快晴でした。気温は、朝は10度ほどで暖かく感じました。午後からは少しずつ曇ってきて夕方からは雨となっています。今週は、雨が多い週です。かなり雨は、降っていますが、まだレベル3の制限は続いています。

昨年の今日 2006年6月26日

The Pavilion
フィッツロイガーデンの中にある唯一のカフェです。木立に囲まれていて車の音、都会の喧騒からはまったく切り離された場所にあります。鳥の声、木々のざわめきなど、季節の移り変わりを感じることができます。シティのスプリング通りから歩いて10分ほどでフィッツロイ公園の真ん中に位置します。
朝7時半から夕方6時まで毎日、オープンしています。朝食、昼食が可能です。

TEL:03-9417-2544

公式Web (メニューなど)

フィッツロイガーデンは、英国国旗であるユニオンジャック(Union Jack)の形に作られています。ユニオンジャックは、イングランドの国旗(セントジョージクロス)、スコットランドの国旗(セントアンドリュークロス)、アイルランド国旗(セントパトリッククロス)の三つの国旗が組み合わされたものです。更に北アイルランドの問題を反映して斜線をずらしてあります。
このため、世界の国旗では珍しく左右が非対称です。

ユニオンジャックの内容

 チューダービレッジ(Tudor Village)
パビリオンカフェの直ぐ前にあります。この模型の村は、英国ロンドンに住む77歳のEdgar Wilsonさんの手作りで、第二次世界大戦の際に、メルボルン市が食料を英国に援助したことに感謝して、戦後3年目の1948年にメルボルンに寄贈されたものです。英国チューダー期のケント地方の典型的な村を再現したものです。シェークスピアの家とアンハサウェイ(Anne Hathaway)の家も再現してあります。

ケント地方は、イギリスの南東部分にあります。
ケントの地図 Goodle Map

 チューダー期とは、英国(イングランド王国)のチューダー王朝の時期(1485年−1603年)を指します。この時期は、英国の絶対王政が強まった時期です。ヘンリー8世の離婚問題を契機にローマ法王庁と争い、1534年に独立して英国国教会 アングリカン(Anglican Church)を設立しました。現在メルボルンにある多くのアングリカン教会は、この時に始ったものです。その子のエリザベス一世の時にチューダー王朝は絶世期を迎えます。軍事的にはスペイン無敵艦隊を破り、イギリス東インド会社を設立し、文化的にはシェークスピアが生まれています。尚、現在のエリザベス二世女王は、ウィンザー朝であり、家系のつながりはありません。スペインの探検家コロンブス(イタリア ジェノバの出身)がアメリカ大陸を発見するのは1492年でこの時期にあたります。

 真冬ですが、このところの雨によって芝生が緑であるのはほっとします。日差しはかなりありますが、皮ジャンが冬であるのを物語っています。

Ftizroy Gardens 公式Web

フィッツロイガーデントップ


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