シティ案内

今日の一枚へ

スプリング通り

州議事堂公園のジャカランダ

メルボルン百景トップ

2013年1月3日(木)
ジャカランダの花 Jakaranda
州議事堂公園
Parliament Gardens Reserve
スプリング通り Spring Street
メルボルン
この場所の地図 Google Map

ジャカランダは、メルボルンの12月から1月にかけてのメルボルンの花だ。フラッグスタッフガーデン、キングス・ドメイン、セントパトリック教会などいくつかの名所があるが州議事堂公園もそのひとつ。州議事堂の内部には、一般の人は入れないもうひとつの公園がある。

撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先AE 評価測光 絞り4.0 1/800秒 ISO感度 100 露出補正 オート JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2010年12月16日午後14時6分板屋雅博撮影

 州議事堂公園は、州議事堂の北隣で、プリンセス劇場の向かい側にある。スプリング通りに面しているものの、公園の前で、スプリング通りとニコルソン通りに面しており、公園は大半がニコルソン通りに面している。またロイヤル・オーストラリアン外科カレッジもニコルソン通りの向かい側にある。北側には、アルバート通りに面しているが対面にはユダヤ教会シナゴーグや、バプテスト教会がある。

州議会議事堂 

プリンセス劇場 

ロイヤル豪州外科大学



 州議事堂公園は、Clement Hodgkinson と William Guilfoyleが設計して作られ1934年に公園となった。 当時のロイヤル・ボタニック・ガーデンズのウィリアム・ギルフォイル園長が設計と見られるが、当時の設計図などは残っていない。ロイヤル・ボタニック・ガーデンズの基本設計と似通っている点、植物相の類似、芝生の使用法などの点でウィリアム・ギルフォイルのデザインと思われる。また州議事堂関係の古文書にウィリアム・ギルフォイルの名前が度々引用されるなどの点で間違いないと推測される。と現在の州議事堂公園の園芸責任者ポール・ギャラガー氏は述べている。
150年記念の2006年に、一般に開放されるようになった。

 Clement Hodgkinsonの主な公園
セントビンセント公園 1857年
フラッグスタッフ公園 1862年
フィッツロイ公園 
エジンバラ公園 ノースフィッツロイ
財務省公園 1867年
プリンセス公園 マリビノン地区

William Guilfoyleの主な公園
ロイヤルボタニック公園
キングスドメイン公園
カールトン公園
地方植物園、コーラック、キャンバーダウン、ハミルトン、ホーシャム、コロイト、ワーナンブール


 広い芝生にはコールズの泉というシャワー式の噴水がある。真夏には真ん中を通ってシャワーを浴びることも出来るが、渇水の時期には長い間、水は出ていなかった。コールズの泉は、水の芸術家Robert Woodwardの作品。コールズは、もちろんスーパーマーケットのコールズのオーナー会社であるG.J. Coles and Coy Limitedが1985年に寄付して製作されたもの。

City of Melbourne

  メインの通りの中央部には、ふたりの銅像が立っている。
Pastor Sir Doug とLady Gladys Nichollsである。ふたりは、アボリジニでもあり、メルボルンの著名なアボリジニ権利運動の活動家であった。メルボルン市とビクトリア州政府は、彼らを記念して2007年12月にこの銅像を建てている。

City of Melbourne


このページのトップへ

inserted by FC2 system