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<ポートフィリップ湾>

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2006年9月27日(水)へ
15時20分
ポートフィリップ湾
Poer Phillip
Melway 2N- E2

春の日の陽気につられてメルボルンの海岸通り(Beaconfield Parade)に来てみました。
風はまだ冷たいものの、陽の中にいると暖かいどころか暑く感じる日差しです。
今週はちょうどスクールホリデーなので家族連れやスポーツをする人で海岸とおりはリラックスしていました。

昨日までの画像
↓この下に追加画像があります。

この海岸通りは、直線で3kmほどあり、ジョギングやサイクリングをするには最適です。

正面に見えているのは、セントキルダピア(St Kilda Pier)の防波堤(Breakwater)です。防波堤にはフェアリーペンギンが天然に住み着いています。陽が沈む頃、今は7時頃、防波堤に行けばペンギンに会えるかもしれません。メルボルンは人口は350万人もいますが、シティに集中することもなく、どこへ出かけてもこの程度で人が多いと感じるほどです。これといった危険を感じることもなく家族でのんびりと過ごすには最適の街です。

この地域には、原住民族のアボリジニが4ー2万年前頃から狩猟などをして住み着いていました。ヨーロッパ人としては1802年2月15日に帆船レディネルソン号(Lady Nelson)のJohn Murrayによって発見されました。ポートフィリップの名前は時の第三代NSW総督(Gidley Kind)の先祖(Arthur Phillip)の名前から来ています。
沖でヨットが停泊していますが、直ぐ左側にはロイヤルメルボルンヨットクラブがあります。

この地区は、行政地区としてPort Phillipといいます。公式Web



ヨットと沖で入港待ちをする貨物船
メルボルンの湾をポートフィリップ湾(Port Phillip Bay)と言います。海岸線は、264kmあります。毎年、ポートフィリップ一周自転車大会があります。湾の先端は、バス海峡に向かって開かれています。そこには、フェリーボートで渡ることができます。自転車大会の際にもフェリーで対岸へ渡ります。ポートフィリップは、非常に浅い海で、大半が8m以下です。メルボルン港は豪州最大の港なのですが、水深が浅いために大型船は入港にたいへん苦労しています。水深の深い場所を水路(チャネル channel)といいます。沖にコンテナ船が進んでますが、あの水路がやっと24mの水深があります。メルボルン港湾当局は浚渫を何度も議会にかけますが、そのたびに環境問題で否決されてます。環境問題もわかりますが、このままでは港としての優位性を失ってしまいます。

こういう難しい海域を通る場合には、必ず水先案内人(パイロット Pilot)が先導してくれます。もちろん有料です。

熱気のためかジョギングのお嬢さんは、あごが上がっています。右側には、シャワーが設置してありますので、海で泳いだ後は手軽にシャワーを浴びることが出来ます。無料です。
また500mごとにトイレも設置してあります。
バーベキュー台も設置してあり、これも無料です。メルボルンに住んでいると、こんな環境が日頃の生活の中で十分に楽しむことができます。

マウンテンバイクのおじさん達。
陽気にサインを出してくれました。
歩道、自転車道路、車道と3つに分けられているので、快適に走れます。歩道の人も好きに歩けます。でも車道を走っている自転車もいますが。この辺りから左へ入っていくと500mほどでアルバートパークへ到着します。
また1kmほど真っ直ぐに走っていくとセントキルダに到着です。

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