日豪プレス4月号 |
ドギーズがスタートダッシュか? (776文字) 2010年の前哨戦であるプレシーズン(NAB CUP)は、優勝決定戦グランド・ファイナルでウェスタン・ブルドッグ(ドギーズ)がセントキルダ・セインツを破って初優勝。昨年3位のドギーズは、実力十分であり、これで優勝候補の最前線に躍り出た。 NAB CUP優勝決定戦では、シドニー・スワンズから移籍した悪役バリー・ホールが7ゴールの大爆発。ジェイソン・アカマニス、ベン・ハドソンなど強い個性の選手が多く、正統派とは云いがたい野生的なチームカラーが魅力のチームだけに熱烈なファンも多く、期待したいチームだ。 一方の主役セインツは、昨年のグランド・ファイナルで敗れた悪夢がトラウマとして再来した格好。こちらも優勝の実力は十分あるのだが、正念場で敗れるという悪循環をどう断ち切るか知将ロス・リオンの力量が試される。 昨年、優勝のキャッツも調子が出ない。プレシーズンでは、1回戦で敗れファンをがっかりさせた。若手中心で主力選手が調整中ではあったが、それでも今シーズンの活躍を疑う結果だ。 虎視眈々と上位を狙っているのが、闘将モルトハウスのコリンウッド。昨年は、後半、猛烈な追い込みでトップに迫ったが、ファイナルシリーズでは息切れした。勝負強さを信条とするだけに、スタートダッシュが出来れば怖い存在だ。 2009年最多ゴール賞であるコールマンメダルを受賞したブレンデン・フェボーラをカールトンから獲得したブリスベン・ライオンズも見逃せない。フェボーラが面白いようにゴールを決める姿には期待したい。 この辺りのチームが序盤を引っ張るには間違いない。 今月のルール:AFLの1試合は、4つのクオーターに別れ、各クオーターは、20分。中断する時間もあり、平均では各クオーターは30分ほど。縦横無尽に走り回る体力勝負のAFLでも試合終了後には完全に消耗している。
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