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AFL 2010

日豪プレス6月号 

メルボルン百景トップ

古豪コリンウッド・マグパイズは優勝か?迷走か?

早くも中盤に差し掛かったAFLだが、今年は独走するチームが無く混沌としてきた。

古豪コリンウッドがトップに位置してがんばっている。

優勝回数16回とエッセンドン、カールトンに続いて第三位に輝く。しかし1990年を最期に20年間、優勝から遠ざかっている。

コリンウッドには、コリンウォブルズの有難くないあだ名がある。これはコリンウッドとウォブルズ(迷走)を組み合わせた造語で、たとえトップを走っていてもいつかはズッこける最近のコリンウッドを皮肉ったものだ。2002年、2003年と2年連続してグランドファイナルに残ったものの最後は、共にブリスベン・ライオンズに力負けして涙を呑んでいる。

昨年ベスト4に残り優勝する実力は十分なだけに知将・猛将と称されるモルトハウス監督の最期のかけに期待したい。

コリンウッドで注目すべき選手は、AFL屈指の好選手デーン・スワン(36)、好キッカーでランニングバックのヒース・ショー(39)、攻撃の要トラビス・クローク(32)、若手の成長株スコット・ペンドルブリー(10)、ディフェンスの要でキャプテン、ニック・マックスウェル(5)

質が高く熟練した粒よりのプレーヤーと熟達した監督という最高の組み合わせのコリンウッドが破竹の進撃をするか、古参のジーロン、新興のフリーマントルがのし上がるか、熾烈な戦いにしのぎを削る戦国時代の様相となってきた。

今月のルール:試合開始や得点後の再開は、フィールド中央部のセンターサークルで始まる。アンパイヤが地面に叩きつけられ高く跳ね上がったボールを、両チームのラックマンが奪い合う。ラックマンは、AFLの中でも最も重要なポジションのひとつで、背が高くジャンプ力が要求される。コリンウッドのジョシュ・フレーザー、セントキルダのマイケル・ガーディナーなど名だたる選手が多い。



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