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オーストラリアMoto GP観戦ガイド

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2011年9月10日(土)
オーストラリアMoto GP観戦ガイド
フィリップアイランド Phillip Island
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

バイクレースの最高峰世界選手権シリーズ第16戦オーストラリアGPは、10月16日、メルボルンの南140キロにあるフィリップ島グランプリ・サーキットで開催される。
今年の注目は、現在7勝で1位のオーストラリア期待の星、ケーシーストーナーが優勝し、更に自身2度目の年間チャンピオンに輝くかだ。フィリップ島の見どころと併せてお伝えする。
2011年日豪プレス 10月号の記事

撮影データ Canon EOS 5D MarkU絞り優先AE 評価測光 絞りF5.6 1/500秒 ISO感度 100 露出補正 AWB JPG レンズ EF 70-200mm f/2.8L USM
撮影 板屋雅博
写真は、 現在1位のケーシー・ストーナー、フィリップアイランド 

現在2位のホルヘ・ロレンソ

オージージーライダー ストーナーのぶっちぎり優勝か!!

今年のメルボルンGPの一番のみどころは、地元オーストラリアの若きエース、ケーシー・ストーナー(レプソル・ホンダ)が2度目の年間チャンピオンに輝くかどうかに絞られる。
ストーナーは、9月18日のアラゴン(スペイン)GP現在で、7勝259ポイントとトップを走っている。 2位は、昨年年間チャンピオンのホルヘ・ロレンソ(スペイン、ヤマハ)で3勝224ポイント。
3位以下をかなり引き離しており、年間チャンピオンはほぼこの二人に絞られてきた。

 
日本期待の青山博

モトGPは、2001年からバレンディーノ・ロッシ(イタリア)の時代が続きてきたが、ついに世代交代で若手が台頭してきた。
昨年優勝のホルヘ・ロレンは、ロレンソは08年にモトGPクラスに参戦した23歳の若き天才ライダー。
2010年は、年間10勝を上げて初の年間優勝に輝いた。

ケーシー・ストーナーは、25歳。
ストーナーは06年からモトGPに参戦し、07年に10勝を挙げて初の年間チャンピオンに輝いた。
2010年は、後半のアラゴン、日本、オーストラリアで3勝して、今年の好調につなげている。
4年間在籍したドゥカティチームを去り、レプソル・ホンダへ移籍している

今年は、リタイアしたスペインGPを除けば、すべて3位以内と非常に安定した走りを見せている。

2010年オーストラリアンGPでの優勝セレモニー 左から2位ホルヘロレンソ、優勝ケーシーストーサ、3位のバレンディーノ・ロッシ.
新旧のチャンピオンが並んだ。

各GPでの獲得ポイントは1位25ポイント、2位20ポイントとそれほど差がなく、現在の35ポイント差は、現在の好調差を維持できれば、逃げ切れる圏内。
しかしロレンソが終盤戦で連勝を重ねるとアッと云う間に逆転される圏内でもある。
オーストラリアGPは、最後から3番目であり、ここで優勝するとほぼ年間チャンピオンが見えてくる大切なレース。
ストーナーは、オーストラリアGPは、2007年から4連勝しており地元に非常に強い。
今年も地元で勝って年間チャンピオンを決めたいところ。


 
優勝してオーストラリアのフアンに笑顔を向けるストーナー。

モトGPは、2001年からバレンディーノ・ロッシ(イタリア)の時代が続きてきたが、ついに世代交代で若手が台頭してきた。
昨年優勝のホルヘ・ロレンは、ロレンソは08年にモトGPクラスに参戦した23歳の若き天才ライダー。
2010年は、年間10勝を上げて初の年間優勝に輝いた。

ケーシー・ストーナーは、25歳。
ストーナーは06年からモトGPに参戦し、07年に10勝を挙げて初の年間チャンピオンに輝いた。
2010年は、後半のアラゴン、日本、オーストラリアで3勝して、今年の好調につなげている。
4年間在籍したドゥカティチームを去り、レプソル・ホンダへ移籍している

今年は、リタイアしたスペインGPを除けば、すべて3位以内と非常に安定した走りを見せている。



日本人選手の活躍 日本人ライダーの青山博(サンカルロ・ホンダ・グレシーニ)にも期待したい。
09年の250ccクラスで4勝を挙げ、年間チャンピオンに輝いたベテランも今年で29歳。
昨年は、イギリスGPで転倒骨折した為に15位に終わったが、今年は現在まで10位と健闘している。
8位、9位のライダーとは、10ポイント程度の差であり、少しでも上位を目指してがんばって欲しい。


ストーナー対ロレンソの戦いは、ホンダ対ヤマハの戦いでもある。
この数年、ヤマハ、ドゥカティの文字通り後塵を拝してきたホンダは、ホンダ・RC212Vマシンを徹底的に仕上げて今シーズンに臨んだ。この優れたマシンを駆って、同僚のアンドレア・ドヴィツィオーゾが3位、ダニ・ペドロサが4位とトップを独占する勢いだ。

 

ヤマハは、この3年コントラクター年間順位で1位を保ってきたが、今年はホンダに逆転される可能性が高い。
ホンダは、2008年を最後に4輪のF1グランプリから撤退したが、その技術者をモトGPのマシン開発に注ぎ込んでいる。この結果、徐々にホンダのマシンの性能が上がっているのは間違いない。ストーナーの今年の連勝を影で支えているのは、ホンダF1レーシングチームなのだ。
なお、日本グランプリは、年間スケジュールでは4月24日に開催予定であったが、東日本大震災と福島原発事故の影響で、10月2日の開催に変更。


 

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