2012年3月21日(水)
ジェンソン・バトン Jenson Button
マクラーレン Mclaren
メルボルンF1グランプリ 2012
Australian Formula One Grand Prix アルバートパーク Albert
Park メルボルン Melbourne
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2012年オーストラリアンF1グランプリは、マクラーレンのジェンソン・バトンが優勝。バトンは、2009年にブラウンGPで世界チャンピオンになった際にも、メルボルンGPで優勝しており、これで2勝目。ゲンが良いサーキットであり、好スタートを切った。
撮影データ Canon EOS 1DMarkV 絞り優先AE 評価測光 絞りF4.5 1/2500秒
ISO感度 200 露出補正 AWB JPG レンズ EF 400mm f/2.8L USM
2012年1月18日板屋雅博 撮影
ジェンソン・バトン Jenson Button
英国出身 32際
英国の名門コントラクター、マクラーレンの第一レーシングドライバー。
車番は、3。
ヘルメットの頭頂は、青。
マクラーレン・メルセデスは、昨年3勝のジェンソン・バトン(2009年世界チャンピオン、英国)、ルイスハミルトン(2008年世界チャンピオン、英国)を擁して巻き返しを狙っている。新車MP4-27には、話題の段差ノーズをあえて採用していない。独自マシン路線のマクラーレン・メルセデスの賭けがどう出るか注目される。
F1出走回数:210回
優勝回数:13回
ポールポジション:7回
通産獲得ポイント:836点
ジェンソン・バトン Jenson Button
イギリス出身
2009年のF1世界チャンピオン。
2006年から2008年までの3年間、ホンダF1レーシングでドライバーを務めた為に、日本にもなじみが深い。
2009年にホンダがF1から撤退し、そのチームを譲り受けたブラウンGPから出場した。それまでは、10位前後の成績であったが、ブラウンGPになったとたん、破竹の勢いで快進撃を開始した。第7戦までに6勝を稼ぎ、その後は、5位前後であったが、前半の貯金のために、そのまま逃げ切って世界チャンピオンになった。
2009メルボルンGP決勝
ブラウンGP
予選の順位は、ルイス・ハミルトンが1位でポールポジション。ジェンソン・バトンが2位。 @ Lewis Hamilton McLaren 1:24.922 AJenson Button McLaren 1:25.074
ハミルトンとの差は、0.15秒程度。マシンの仕上がりはもちろん同程度。ドライビング技術も同様である。
ことしのマクラーレンは早いという印象を植え付けた。レース前にジェンソンバトンは、マクラーレンはみなさんを驚かすだろうと語っている。
今年のマクラーレンはマシンの仕上がりが良く最高の状態である。特にエンジンの調子が良い。
決勝では、1週目にバトンがうまくハミルトンをかわし、そのまま逃げ切った。
バトンにすれば、大きな波乱もなく1勝を挙げられた感じである。
第二戦のマレーシアGPでもハミルトンがポールポジション、バトンが2位と、メルボルンGPと同じ結果になった。
@ Lewis Hamilton McLaren 1:36.219
AJenson Button McLaren 1:36.368
やはり0.15秒の差がついている。
ただしマレーシアGPでは雨中のレースとなり、ハミルトンがメルボルンGPと同じく3位を確保したのに対して、バトンは、大きく順位を落とし14位に留まった。
バトンは、2008年まではF1では大きな成績を残していなかった。
2006年にホンダで初優勝を飾った以外には優勝はなく、このまま終わるかと思われていた。
2006年ハンガリーGPでの優勝は、115戦目にあたり、史上3番目に遅い優勝となった。なお、史上もっとも遅い優勝は、2009年にマークウェバーが132戦目で優勝して、史上もっとも遅い優勝となった。
2006年のホンダでの優勝は、ホンダにとっては、39年ぶりの優勝であり、2008年にF1から撤退した為に、最後の優勝となった。
2009年に世界チャンピオンになった以降は、2010年は、2勝でランキング5位。2011年は、3勝で2位と安定した成績を上げている。
今年のマクラーレンマシンの仕上がりは最高であり、二度目の世界チャンピオンの可能性も高い。
ジェンソン・バトンのライバルは、一番に同僚のルイス・ハミルトンとレッドブルの昨年の世界チャンピオン、セバスチャン・ベッテル。
Vodafone McLaren Mercedes公式サイト
ジェンソン・バトン公式サイト
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