|
 2010年8月4日(水)
ラグビースーパー15
オーストラリア ワラビーズ対ニュージーランド オールブラックス
Australia vs New Zealand
Blediesloe Cup, Trinations Rugby
エティハッドドーム Ethihad Dome
メルボルン Melbourne
この場所の地図Google Map
オーストラリアの15番フルバックAdam Ashley-Cooper(Brumbies)の突進。左は、4番ロックのDean Mumm(NSW
Waratahs)。
オールブラックスは、18番控えのSamuel Whitelock(Crusaders)、7番フランカー
Bichie McCaw(Crusaders)
撮影データ Canon EOS 5D MarkⅡマニュアル露出 スポット測光 絞りF2.8 1/1600秒
ISO感度 4000 露出補正 AWB JPG レンズ EF 400 mm f/2.8L USM
 オーストラリアのナショナルチーム、ワラビーズは、オーストラリアのプロラグビーユニオンのチームから選出されている。
2010年までのオーストラリアのプロラグビーユニオンチーム。
ブランビーズ（Brumbies）首都キャンベラ
ワラタース(Waratahs)NSW州シドニー
レッズ(Reds)クインズランド州ブリスベン
フォース(Rorce)西オーストラリア州パース
これまでオーストラリアで一番人口が密集したメルボルンにラグビーユニオンのチームは無かった。選手層の薄さがオーストラリアラグビーの最大の問題点であった。
2011年のシーズンより、メルボルンに待望のチームが出来る。メルボルン・レベルズ(Rebels)。レベルズの名前は、ビクトリア州の伝統である自由の為の戦いを意味している。1853年にバララットで起こったユーレカの反乱(the
Eureka Rebellion)に由来する。
メルボルン・レベルズ
 これに対してニュージーランドのプロラグビーユニオンは、5チーム
ブルース(Blues)北島北部オークランド
チーフス(Chiefs)北島中部 ハミルトン
クルセーダーズ(Crusaders)南島 クライストチャーチ
ハイランダーズ(Highlanders)南島南部
ハリケーンズ(Hurricanes)北島 ウェリントン
ニュージーランドは、人口430万人とメルボルンとほぼ同じ大きさ。人口2100万人のオーストラリアと比べる人口比では5倍だが、国力と云う点では、10倍の開きがある。しかし人口の少なさをチーム数の多さ、有能な人材をラグビーに集める点、優秀なコーチ陣などで他国を圧倒している。
 南アには、5チームがある。
ブルズ(Bulls)プレトリア
セントラル チーターズ(Central Cheetahs)ブルームフロンテイン
ライオンズ(Lions)ヨハネスブルグ
シャークス(Sharks)ダーバン
ストーマーズ(Stomers)ケープタウン
これまでは、オーストラリア4チーム、ニュージーランド5チーム、南ア5チームの14チームでスーパー14というプロラグビーユニオンのリーグを構成していた。これが2011年からはスーパー15として更にパワーアップする。
即ちトライネーションズの３カ国でプロリーグも構成している。この三か国が世界のラグビー界に君臨しているのはこの為だ。
オーストラリアン・ラグビー・ユニオン
スーパー14
 ボールをパスするのは、ハーフバックのWill Genia(Reds)。左は、7番フランカーのDavid Pcosk(Western Force)
オーストラリアには、ビクトリア州、サウスオーストラリア州、西オーストラリア州は、オーストラリアンフットボールAFL、NSW州、クインズランド州にはラグビー・リーグがプロスポーツとしては人気がある。どちらもラグビー・ユニオンから派生したスポーツだが、歴史的に取り組みに失敗したために人気を奪われている。特にメルボルン・レベルズがどれだけ観客を集めるかは楽しみだ。
このページのトップに戻る
|