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ロンドン・オリンピックとアンディ・マレー

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2012年8月23日(水)
ロンドン・オリンピックとアンディ・マレー
オーストラリアン・オープン
Australian Open Tennis
ロッドレーバー・アリーナ
メルボルン Melbourne
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ロンドンオリンピックでは日本とオーストラリアは、同じようなメダル獲得数になった。同じような文化レベルにあり、友好的な両国が協力しあえることは多いと思われる。この文章は、日豪プレス2012年9月号の原稿です。

撮影データ Canon EOS 5D シャッター速度優先AE 評価測光 絞りF3.2 1/640秒 ISO感度 800 露出補正 オート JPG レンズ EF 70-200mm f/2.8L USM
2011年1月30日 板屋雅博 撮影

ロンドンオリンピックで、103年ぶりにテニス男子シングルスで金メダルに輝いたアンディマレー

 ロンドンオリンピックでの豪州のメダル数は、世界第10位で金7個、銀16個、銅12個に終わった。シドニー(4位:金16個)、アテネ(4位:金17個)、北京(6位:金14個)に比べると半減した。日本は、ロンドンでは同じ金7個世界11位であったが、シドニー(15位:金5個)、アテネ(5位:金16個)、北京(8位:金9個)なので、豪州は、日本より落ち込みが激しいと云える。

 
御三家の水泳(金1個)、ボート(金1個)、サイクリング(金1個)が不振だったのが主な原因。日本もお家芸である柔道で金1個しか取れず、事情は同じだ。
銀銅の数では御三家などで合計28個を取り、柔道、水泳などで銀銅合計32個を取った日本と事情が似通う。

 今後のことだが、中国は、国家アマ全開で更に強くなり、アフリカ、中南米も欧米の民間資金により陸上、サッカーなどで台頭し、日本と豪州の地位の更なる低下が予想される。

 2016年以降のオリンピック種目の強化を目指して、豪州と日本で交流を深めることを提案したい。
豪州と日本は時差がほとんどなく、四季が逆であることを利用すれば年間を通して合宿を張ることができる。

 水泳、サッカーなど両国が得意とする種目は切磋琢磨する。柔道、レスリング、体操、卓球などは日本が主導し、ボート、サイクリング、ヨットなどは豪州がリードする。オーストラリアンオープンテニスやF1グランプリなどでメルボルンが培った巨大マネーを使ったスポーツマネジメントを基軸にして、東京とメルボルンに総合スポーツ交流センターを設置する。

 具体的にはメルボルンではドックランズ西地区、東京は豊洲埋立地。民間資金の導入は、新たなビッグビジネスとしても展開が期待できる。
テニスやバスケットでは一流プロが活躍し、中国が国家資金で金メダルを席巻したことを考えれば、巨額な資金導入がスポーツ界に活力をもたらすことは明らかであり、実は現在
のオリンピックの主流である。









 文化・スポーツレベルが似て友好な豪州と日本が協力することは両国のスポーツ界に取って効果的かつ必然であろう。


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