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テニス

2013豪州オープン

アンディマレー Andy Murray

メルボルン百景トップ

2013年1月31日(金)
アンディマレー Andy Murray
Australian Open Tennis
メルボルンパーク Melbourne Park
メルボルン
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昨年悲願のグランドスラム初優勝を遂げたマレー。これまで初優勝した選手が続けてグランドスラムのタイトルを取った例はない。アンディマレーも全豪決勝戦でノバク・ジョコビッチに敗れた。2013年にはジョコビッチとマレーのマッチレースとなる可能性が高い。守備力に優れたオールラウンドプレーヤーのマレーに注目したい。

撮影データ Canon EOS 1D MarkV 絞り優先 スポット測光 1/1250 絞りF5.0 ISO感度 100 露出補正 太陽光 JPG レンズ EF 400mm f/2.8L USM
2013年1月15日 板屋雅博撮影

 2012年の4大大会グランドスラム(GS)では、全豪オープン、ノバク・ジョコビッチ(セルビア:25歳、世界ランク1位)、全仏オープン、ラファエル・ナダル(スペイン:26歳、4位)、ウィンブルドン選手権、ロジャー・フェデラー(スイス:31歳、2位)、全米オープン、アンディ・マレー(英国:25歳、3位)と4強が優勝を分け合う珍しい年となった。
この中で最も注目を集めたのはアンディマレー。
2009年からベスト4の一角に食い込み始めた。2010年には全豪で準優勝するなどトップに肉薄。しかし2011年も準優勝どまりでどうしてもグランドスラムでは勝てなかった。2012年の全豪、全仏でも勝てずこのままグランドスラムチャンピオンは夢のままで終わるのかとも思われた。


 そして迎えた2012年ロンドン・オリンピック。その直前のウィンブルドンでは運よく3強と対戦せずに決勝へ進んだ。決勝の相手は力の衰えがはっきりしてきたロジャー・フェデラー。アンディマレーの母国英国で更にロンドンオリンピックの前哨戦として誰もがアンディマレーの初優勝を予感した。しかし勝ったのはロジャーフェデラー。
アンディマレーは、このまま世界のトップになれずに終わるのか?

  しかし神は見放さなかった。
アンディマレーは、見事、ロンドンオリンピックの男子シングルスで初優勝。グランドスラムとは違うが、同等の意味を持つオリンピックで優勝を勝ち取った。
アンディマレーは、云う。世界の注目を一身に集めるグランドスラムと違いオリンピックではテニスは多くの種目のひとつ。重圧を感じることは少なかった。
一度自信を持つと実力がある男は強い。
続く2012年全米オープンで宿敵ノバク・ジョコビッチを破ってついに初優勝。英国人選手として1936年のフレッド・ペリー以来76年ぶりの優勝となった。

  フェデラーの力が衰え、ラファエルナダルの回復が遅れる中、今年のグランドスラムは、アンディ・マレーとジョコビッチが決勝で戦う姿が続くと思われる。ジョコビッチが年間グランドスラムを狙う中で、阻止できるのはアンディマレーであろう。今年のグランドスラムは、ジョコビッチ3勝。マレー1勝と予想する。

■Australian Open
会場:Melbourne&Olympic Park Trust, Batman Ave.,Melbourne VIC
日程:1月14日(月)?27日(日)
Web: australianopen.com


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