2013年2月5日(火)
マリア・シャラポア Maria Sharapova Australian Open Tennis
メルボルンパーク Melbourne
Park
メルボルン
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人気と実力そして美貌を兼ね備えた女子選手の人気ナンバーワンは、やはり世界ランキング弟3位のマリア・シャラポア(25歳)。今年の全豪ではベスト4に終わったが、数年前のスランプからは完全に脱しており、今年のグランドスラムで優勝する可能性は十分にある。
撮影データ Canon EOS 1D MarkV マニュアル露出 スポット測光 1/640 太陽光F2.8 ISO感度 400 露出補正 JPG
レンズ EF 400mm f/2.8L USM
2013年1月16日16:08 板屋雅博撮影
今年の全豪の前半戦では非常に良いスタートを飾り、会場の話題を集めた。
シャラポアは、ビクトリア・アザレンカに続いて大会第二シード。トーナメント表では、アザレンカが第一位の一番上であるのに対して、シャラポアは対極の一番下に位置する。
全豪オープン2013年ドロー
一回戦の相手は、同じロシアOlga Puchkova。世界ランク111と格下の相手だったが、6−0、6−0のストレート勝ち。二回戦の相手は、土井美咲。土井は、一回戦ではクロアチアのペトラ・マルティッチをストレートで破りグランドスラムでは2度目の2回戦進出。しかしシャラポアは、土井を6−0、6−0のストレートで破った。
6−0、6−0での勝利をダブル・ベーグル(Bagel)という。自分のサーブは全て、キープし、相手のサーブは全てブレークする完勝である。
シャラポアは、2戦連続でのダブル・ベーグルは、グランドスラムでは、1985年以来の快挙。シャラポアは、グランドスラムで現役選手最多の通算4回のダブルベーグルを達成している。好調なスタートであったが最初の難敵は、3回戦のセリーナの姉、ビーナス・ウィリアムス(第25シード)だったが、6−1、6−3で一蹴。4回戦ではドイツのKirsten
Flipkensを6−1、6−0で完勝。前半戦は、1セットも落としていない。準々決勝の相手は、同じロシアのエカテリーナ・マカロバ。世界ランキング20位。大会19シードの選手だが、6−2、6−2で圧勝。
1セットも落とさずにベスト4進出に、メディアセンターは、マリアシャラポアの優勝の可能性に沸いた。
準決勝の相手は、強敵の李娜。
2011年の全仏オープンでアジア人として初めてグランドスラムの優勝を遂げた。強打に加え、コーナーもつく剛と軟を合わせ持つ名選手だ。李娜もシャラポアほどは目立たないが1セットも落とさずに準決勝まで進出してきた。
シャラポア対李娜の戦いは、2−6、2−6で李娜の勝利に終わった。
シャラポアは、昨年、全仏オープンで優勝して生涯グランドスラムを達成。グランドスラムでそれぞれ優勝1回と効率よくグランドスラムを達成している。
2008に全豪オープンで優勝して以来、長いスランプに入った。2011年に久しぶりでツアー優勝して徐々に調子を戻してきた。
昨年、婚約を解消して再度、テニスにも本格的に復帰。長年ツアーに参加しているがまだ25歳であるので今年は十分に優勝が期待できる。男子の4強と違い女子は戦国時代が続いている。強力な女王が欲しいところであるがシャラポアにもその力はない。次の世代が育つまで、まだまだシャラポアにはがんばってもらいたい。
■Australian Open
会場:Melbourne&Olympic Park Trust, Batman Ave.,Melbourne VIC
日程:1月14日(月)?27日(日)
Web: australianopen.com
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