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Gordon House ゴードンハウス

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2007年5月15日(火)
ゴードンハウス
Gordon House
リトルバーク通り Lttle Bourke Street
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map


今週は、天気が崩れるとの予報でしたが、今日一日は、なんとか天気が持ちました。昼から午後にかけては、空気が湿っていて一雨くるという予感でした。やはり夜になって雨が降り始め深夜まで降っています。

昨年の今日2006年5月14日

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ゴードンハウス Gordon Houseは、シティの北東の角に近い場所にあります。中華街の一番、北のはずれと言っても良いでしょう。直ぐ前は、ギリシャ料理のクリクリレストラン、隣にはシャークフィンインなどがあります。
ホテルもいくつか固まっていて、直ぐ前は、日本人の中期長期滞在客が多いShoan Hightsなどもあります。

ゴードンハウスは、現在はサマセットゴードンハウスというホテルになっています。
ゴードンハウスは、メルボルンの生んだ天才建築家ウィリアムピット(William Pitt)の代表的な建築のひとつです。宿泊費は、1泊$120からとメルボルンの高級ホテルのひとつとしては格安の値段です。
No 24 , Little Bourke Street, Victoria 3000, Melbourne,
Australia
T:(61-3) 9663 2888
公式Web

ウィリアムピットの作品は、重厚でクラシカルな基調の中に、華麗さを出す独特のタッチを持っています。1855年にメルボルンで生まれたピットは、メルボルンの第一世代とも呼べる世代です。ピットは、20歳から24歳までは建築家の助手として経験を積み、1875年の24歳の時から建築設計をスタートしています。最初の年には、メルボルンで最初のコーヒーバレス(Coffee Palace ビクトリアホテル参照)の設計で金賞を受賞しています。ゴードンハウスは、1883年に演劇男優であり、劇場経営者のCOPPIN, GEORGE SELTH の自宅兼事務所として設計されました。(建築は1884年)これも金賞受賞作品です。ビクトリア調ゴシックがベースですが、メルボルンの一番、豪華な時代を感じさせる明るい作品に仕上がっています。


William Pittの写真。
このホテルの中の一角にWilliam Pittのコーナーが設けられています。受付で、その旨を伝えると見学は歓迎されます。またホテル内部の写真撮影も許可してもらえました。

William Pittの作品。
ビクトリアブリューワリー(Victoria Bitter)
プリンセス劇場(Princess Theatre)
リアルトビルディング(Rialto Building)、
セントキルダのタウンホール(最後の画像)

豪州伝記集

プリンセス劇場は、ゴードンハウスの直ぐ隣にあります。ゴードンハウスの施主であったCOPPIN,は、プリンセス劇場の経営に関係していたので、この場所にセカンドハウスを建てました。

ワインバー『1884』
24 Little Bourke Street, Melbourne 3000
TEL:03 9639 1884

このワインバーもサマセットゴードンハウスの一角にあります。1884の名前は1884年に建築されたことによります。入り口からずっと中へ広がっていて、ホテルのレストランや吹き抜け部分につながっています。
ウィリアムピットの傑作建築の中での食事は、きっと素晴らしいでしょう。
メルボルンの隠れた名ホテル、名レストランです。
電話番号も1884です。

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