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 2012年5月17日（木）
センターウェイ
Centreway
コリンズ通り Collins
Street
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map
コリンズ通りの中心部にセンターウェイがある。ビルの内部を通ってセンタープレイスへ抜けることが出来る。フリンダース駅への近道ともなるので、多くの通勤客や行楽客が通過していく。メルボルンの裏通りや横町の中でも一番の通行量を誇る隠れた繁華街だ。
撮影データ Canon EOS ５DMarkⅡ 絞り優先AE 評価測光 絞りF2.8 1 /400秒
ISO感度 400 露出補正 オート JPG レンズ EF 24－70mm f/2.8L USM
2012年3月16日午後2時 板屋雅博 撮影
 センターウェイビルディング Centreway
住所：259-263 Collins Street
建設：１９０９年（明治４２年）
建築期：エドワーディアン
建築様式：パラティオ バロック
設計： H.W & F.B Tompkins
１９０９年当時としては画期的なスチール製の構造を採用したメルボルン初の建築物。アーケードは、１８００年代からメルボルンっ子のお気に入りでセンターウェイビルにも採用されている。当時の売れっ子建築家トンプキンスお得意のエドワーディアン・バロック様式が採用されている。
ナショナルトラスト
ウォーキングメルボルン
 コリンズ通りは、バーク通りと並んでメルボルンの東西方向の主要な通り。コリンズ通りの中でもスワンストン通りからエリザベス通りが最も華やかで中心部と云える。
その真ん中にあるのが、センターウェイ。１９０９年当時でも一番の場所であった。オーストラリア連邦は、１９０１年に英国から独立し、メルボルンは最初の首都になった。１９０９年は、メルボルンが最も活気があった時代に建てられた作品。当時の栄光が偲ばれる建築作品である。
センターウェイのふたつ右側の建物は、旧オーストラレイジア銀行本店
旧オーストラレイジア銀行本店
 両側のふたつの道路側へ突き出た窓枠の部分が特徴的。
フリンダース駅から、いくつかの横町を通ってメルボルンの中央部を通り抜けることが出来る。メルボルンの路地観光の中でもお勧めのひとつ。
フリンダース駅ーデグレイブス通りーセンタープレイスーセンターウェイーブロックアーケード、ブロックプレイスーロイヤルアーケードと抜けていくとバーク通りに達する。
デグレイブス通り
センタープレイス
センターウェイ
ブロックアーケード
ロイヤルアーケード
 H.W & F.B Tompkinsの主な作品
ディミーズ百貨店（1905）
ヘラルドサン旧本社（1921）
マイヤーエンポリウム（1925）
マイヤー本店（1933）
コリンズ通り（スワンストンーエリザベス）
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