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メルヴィルハウス Melville House

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2012年11月28日(水)
メルヴィルハウス Melville House
コリンズ通り Collins Street
メルボルン Melbourne
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コリンズ通りの東端一帯は、パリに似た雰囲気があったことから、パリスエンドと呼ばれ、高級住宅街であった。特に医者や弁護士などの上流階級の住居が多く、このメルヴィルハウスも医者の住居兼病院であった。ひとつの建物に入り口がふたつある二戸の住居になっている。

撮影データ Canon EOS 5D
絞り優先AE AIサーボ 評価測光 1/100 絞りF9.0 ISO感度 640 露出補正 ホワイトバランス 太陽光 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L
2011年1月2日撮影

  メルヴィルハウス Melville House
住所: 52-54 Collins Street
建築年:1881年
建築目的:住居
現在の用途:事務所
建築様式:ビクトリアン・イタリアネート
Victorian Italianate
階層:3階建て
1880年代の住居でシティに現存するものとして極めて貴重である。

Walking Melbourne

 メルヴィルハウスは、1850年代に建てられたレンガ作りの家をベースにして、大幅に改造が加えられて、1881年に完成した。建築家は、Billing & Son 。施工は、Henry Yeo。施主は、医者のロバート・レイ(Robert Ray)。ペアのテラスハウスは、それぞれ外科医が入居していた。1989年に内部は改装されて、ひとつの事務所が入居している。

Onmydoorstep

ビクトリア州遺産

  メルヴィルハウスは、3階建ての一対の2戸の家で出来ている。化粧しっくいレンガを構造材に用いている。当初は、住居として使用されその後、医院として使用された。

特徴:
独特のデザインを持つ一階部分。
格式ある医院であることを特徴づける力強い柱で出来た玄関部分。
二階部分の窓の上部は丸い形状をしているが、三階部分の窓のフードは、細かい化粧がほどこされている。
メルヴィルハウスの当初の設計部分は、メルボルンの建築がブームと呼ばれた1880年代の典型的な様式を残している。
ふたつの建物は、いつの時代かに接合されている。

 メルヴィルハウスの右となりは、メルボルンの上流階級の男性だけが入会できる社交クラブ、メルボルンクラブ。
如何にこの地区がトップクラスだけに許された場所であるかがわかる。

メルボルンクラブ

コリンズパリスエンド



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