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アートセンタータワー

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2008年8月25日(月)
タワー Spire
アートセンター The Art Center
セントキルダ通り St Kilda Street
サウスバンク Southbank
メルボルン Melbourne 
この場所の地図 Google Map(航空写真)

今朝はほんの少し雲はあったものの、快晴の朝となりました。午後からはまた曇って来て寒いメルボルンに逆戻りです。
昨年の画像と比べると、気温、気候がずいぶんと違うのがわかります。

昨年の今日2007年8月25日(
クルーザーのセーリング

 アートセンター
メルボルンシティから南部地区の活性化の第一弾として企画されたのが、アートセンターとメルボルン芸術大学を中心とした芸術地区の建設です。
1960年代に企画されました。
当時のメルボルンは、不況にあえいでおり、シティの周辺地区は低所得移民や労働者の増加で、治安が悪化していました。シティの南部は、港湾地区であり、治安の悪化が顕著でした。アートセンターは、1960年に建設が認可されています。
設計は、Roy Groundsです。
1973年に建設が始まり、1982年にコンサートホールが完成しました。尖塔の下の劇場は、1984年に完成してます。



  最初に建てられてた1984年には、このタワー(Spire)もRoy Groundsの設計で115mの高さでした。。1990年代の中頃、腐食により構造体が劣化したために、1996年にタワーの上部は交換されています。その際に、162mに作りかえられました。

尖塔を彩っている光ですが、総計6600mの光ファイバーが使われています。また150mのネオンチューブもマストに貼りつけられています。
鉄骨構造は、フランスパリのエッフェル塔を参考に設計されました。

 近年、紫冠オーム(Sulphur-crested Cockatoo)により光ファイバーが食われる被害が相次いでおり、そのためビクトリア州原生の鷹(Wedge-tailed Eagle)や鳶(Peregrine Falcon)がオームの駆除に活躍しています。

このアートセンターの尖塔は、メルボルン市内のいろんな場所から見ることができます。
電線などにさえぎられずにしかし全体像を撮影することはかなり難しいのですが、すぐ隣のコンサートホールの屋上からは撮影が可能です。

 光ファイバーの色彩により、いろんな色の変化が楽しめるアートセンタータワーです。


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