2007年11月25日(日)16時半
VCA Art Graduate Exhibition 2007 No2
芸術学部 School of Art 卒業展その2
ビクトリア芸術大学
The
Victorian College of Arts (VCA)
メルボルン大学
Melbourne University
サウスバンク
Southbank
メルボルン Melbourne
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午前中は雲が垂れ込めていてほとんど太陽も顔を出さない天候でした。午後からは少しずつ回復してきて午後3時には快晴となりました。気温は、あまり上がらず、20度ほどと肌寒いままです。
昨年の今日2006年11月25日(バットマン公園)
先日は、オープニングセレモニーを訪問しましが。若い芸術家たちの意気込みが伝わったと思います。本日は、再度、訪問してじっくりと作品を味わってきました。
著作権上、作品を直接、撮影することは出来ませんので、受付でその旨を申し入れした上で会場の雰囲気だけを撮影しました。
メルボルンの街を歩いていると、非常に美しいと感じます。メルボルンは、1835年にタスマニアの違法移民によって定住が開始されました。事態を重く見た時のNSW植民地総督のRichard Bourkeは、翌1836年に行政官のWilliam Lonsdale大佐をメルボルンに派遣しました。
Lonsdaleの下で最初にメルボルンの区画を設計したのは、ロバートラッセル(Robert
Russel)です。ラッセルの後を継いだのが、Robert Hoddleです。ロバートラッセルとロバートホドルによってメルボルンの美しい都市の設計が始っています。バーク通り、ホドル通り、ラッセル通りの名前が残っています。彼ら有能な行政官の下で、メルボルンの都市がスタートしました。幸運なことに1851年にメルボルンがNSW州から独立したその年にゴールドラッシュが始っています。莫大な財宝を持って、メルボルンの大掛かりな都市計画が進められました。
その中でも初代ビクトリア植民地総裁のラトローブは、メルボルンの周辺に広大な公園をいくつも作ることを命じました。莫大な財宝で公園と都市部のヨーロッパ風の建築物を次々に作っていきました。メルボルンは世界の中でも指折りの裕福な都市、マーベラスメルボルン(Marvellous
Melbourne)と呼ばれる都市を築きました。その絶頂が、豪州連邦が成立した1901年にメルボルンは、連邦の初代首都に輝いたのです。メルボルンの文化芸術に対して理解がない行政官もいて、重要な文化遺産が破壊されたこともあります。
ハワード政権の下で、この10年、メルボルンの芸術文化は、良くも悪くも進化してきました。ケビンラッド政権では、マーベラスメルボルンの再現となるのか、又は。。。。
厳しい視線で見守る必要があると思います。
先日と本日の画像百数十枚をご希望の方に譲ります。メルボルンのこれからの芸術家にご期待ください。(作品を正面などから直接撮った画像はありません。)
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