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ブルネッティ ケーキ Brunetti Cake

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2008年5月25日(日)
ブルネッティ ケーキ Brunetti Cake
イタリアレストラン カフェ バー
シティスクエア City Square
スワンストン通り Swanston Street
メルボルン Melbourne
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今日のメルボルンは、午前中は薄雲がかかっていて薄日が差していました。午後になって段々と雲が厚くなってきて日が差さしませんでした。気温は、16度ほどでした。

昨年の今日2007年5月25日(バロックハウス Baroq House

ブルネッティシティ店。
セントポール大聖堂の直ぐ隣にあります。

 右側は、バーカウンターです。

ブルネッティは、カールトンに本店がある本格的なイタリアン カフェ、レストラン、バーです。ブルネッティのケーキは、メルボルンでもトップレベルの本格派です。
オーナーのオーナーGiorgio Angelは、10歳の時にイタリア ローマでケーキ職人としてスタートしました。
ローマのケーキの伝統は、古代ローマ帝国時代に遡ります。ケーキの起源は、古代エジプト王朝以前ですが、古代ローマ帝国は、ギリシャからケーキの製造技術を取り入れています。既にかなり複雑なチーズケーキなどを作っていました。イースト(酵母)を使って生地を膨らませて焼いた(Bake)したものを作り、ケーキ屋も存在しています。
材料もクリーム、レーズン、バター、卵、スパイス、蜂蜜、砂糖などの多彩な材料が既に使用されています。


 紀元前1世紀のローマ帝国の政治家カトー(Cato)チーズケーキは、レシピも残っています。
1 cup (4 oz) all-purpose flour
8 oz ricotta cheese
1 egg, beaten Fresh bay leaves
1/2 cup (4 oz) clear honey
425度でオーブンで焼くことなど詳細な作り方を本人が記述しています。

ルネッサンス時代(1300−1500年代)になるとイタリア人のケーキ職人は、ローマ法王のおひざ元であるローマやフィレンチェ、ミラノを本拠地として技術を発展させ、フランス、英国などの王族のもとで活躍します。この時代のイタリアの発明品は、ビスケットとスポンジケーキがあります。ルネッサンス時代は、中世封建社会を改革する芸術文化方面での革新的な運動ですが、食文化でも大きな変革の時代でした。

 入口の奥のガラスケースには、たくさんのケーキが並んでいます。

ルネッサンス期のイタリアで始まった新しいケーキの波はヨーロッパ全体に伝搬していきます。
現代ではケーキを食後のデザートとしても食べますが、中世におけるケーキは、主にワインと共に取る軽い食事、スナックとして供されていました。

ブルネッティは、古代ローマ時代から伝わるイタリア伝統のケーキをメルボルンで味わえる店のひとつと言えるかもしれません。

ケーキの歴史

 Brunetti City Square
Cafe - Gelateria - Creperia

214 Flinders Lane
Melbourne VIC 3000
Australia

Phone:(03) 9663 8085
Fax: (03) 9662 3360

ブルネッティケーキ本店

ブルネッティ公式Web


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