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最後の晩餐 The Last Supper

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2008年3月26日(水)18時
最後の晩餐 The Last Supper
クラウン アトリウム Crown Atrium
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Crown Casino Complex
メルボルン Melbourne
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今朝は、早暁から素晴らしい快晴の一日がスタート。
午前中には少しづつ雲が出始め、午後からは豪雨となった。
夕方まで降り続いたので、少しは水源地に溜まったと期待したい。

昨年の今日2007年3月26日(温室植物園 コンサーバトリー

写真家Melanie Duneaの食事やダイニングに関する作品集『My Last Supper』。

 最後の晩餐(The Last Supper)とは、イエスキリストがゴルゴダの丘において十字架の上で刑死する前に、十二人の弟子たち(Twelve Apostles)と取った食事の名前。
晩餐の中で、パンとワインを取ることが記されている。
後世のキリスト教教会の歴史の中でワインが切り離せない理由のひとつはここにある。
キリストがワインを注いで『私の血である。』として使徒と共に飲んだ聖杯(Holy Chalice)は、もちろん不死の聖杯として発見されれば値がつかない貴重な品物。
最後の晩餐の場所は、エルサレム郊外のシオン山の中腹。場所の特定はされてない。

 最後の晩餐は、多くの絵画の題材になってきましたが、一番有名なものは、イタリアのSanta Maria delle Grazie教会にあるレオナルドダビンチが1498年に描いた作品(世界遺産:文化)。
ダビンチの作品には独特の解釈が込められていて見る者を圧倒する。
最後の晩餐の中で、イエスは、使徒のひとり(ユダ)がイエスを裏切ることを告げている。
ダビンチの作品は、まさにこの場面の瞬間を捕えている。
中央のイエスと動揺する使徒たち。
それぞれの表情にその立場が表れている。中世の世界になかった画家の解釈を絵の中に込めるというルネッサンスの新しい絵画の手法を感じることが出来る。

レオナルドダビンチ最後の晩餐

イエスの左隣は、最年少のヨハネ。小説『ダビンチコート』では女性のマグダラのマリアとしている。

 後世では、裏切り者のユダがクローズアップされているが、最後の晩餐の中ではイエスは、使徒の全員が裏切ることも告げている。イエスは、使徒のリーダーであったペテロは、鶏が鳴く前に3度、イエスを否定すると告げている。
レオナルドダビンチに描かれる十二使徒
(十二使徒の名前には諸説あります。)

バルトロマイ Bartholomew
小ヤコブ James, son of Alphaeus
アンデレ Andrew
イスカリオテのユダ Judas Iscariot
ペトロ Peter
ヨハネ John
トマス Thomas
大ヤコブ James the Greater
フィリポ Philip
マタイ Matthew
ユダ (タダイ) Jude Thaddeus
シモン Simon the Zealot

 My Last Supperは、ニューヨーク在住の写真家Melanie Duneaの作品集。

公式Web


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