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Spring Racing Carnival

2006年10月5日(木)へ
朝8時30分

春の競馬カーニバル開幕式
Spring Racing Carnival
Federation Square
Melway 1A−N10

昨日の30℃とうって変わって今日は18℃と非常に寒い一日となりました。半そでにウィンドブレーカーで家を出たら寒さで震え上がりました。
やはり天候だけは悪名高いメルボルンです。油断禁物でした。

今日からビクトリア州では11月7日のメルボルンカップへ向けて競馬のシーズンが始まります。右側の小さめのカップがかの有名なメルボルンカップです。

昨日までの画像
↓この下に追加画像があります。

Spring Racing Carnivalメルボルンカップ (Melbourne Cup)とは豪州最大の競馬レースのことです。
メルボルンの新聞によればイギリスのダービー、アメリカのケンタッキーダービーとメルボルンカップをもって世界三大ダービーという。(世界でそう言うかどうかは別)。
メルボルンのシティから北東へ3kmほど行った場所にあるフレミントン(Flemington)競馬場で毎年11月第二火曜日に行われます。1着賞金が2億5千万円とアジア太平洋地区では最高賞金額を誇ります。

春の競馬カーニバル(Spring Racing Carnival)は、このメルボルンカップの前哨戦としてメルボルンのみならずビクトリア州全土で10月5日から11月23日まで行われます。

Spring Racing Carnivalジョッキーに扮した子どもと姉さんたち。
豪州では競馬は、単なるバクチでは決してありません。(単なるバクチの人もたくさんいますが。)紳士淑女のスポーツなのです。特にメルボルンカップはメルボルンファッションの発信地として有名です。女性は、華やかは服装と特に帽子に凝っています。毎年、ファッション女王が選ばれます。みなさん競ってより派手なファッションでお目見えです。

メルボルンカップは11月第一火曜日に行われます。ビクトリア州の祝日です。他の州はまったく関係ありません。競馬の開催日を祝日としているのは豪州ではビクトリア州だけです。世界でもめずらしいと思います。火曜日を祝日とするのでメルボルンっこの常識として前日は半分以上の人は会社を休みますし、そもそも仕事になりません。メルボルンではそれで公然と通用します。

Spring Racing Carnival男性は、ネクタイにスーツが基本です。普段はラフな格好をしているビジネスマンもこういう場合は、ビシっと決めてきます。(日本と逆ですね。)競馬の場所は、まさしくフォーマルな場所なのです。京都の祇園祭に似た伝統的でかつ威厳がある大きなお祭りと言ってもいいでしょう。
オープニングセレモニーにはビクトリア州のスポーツ&リクリエーション大臣Justin Madden も来ていました。(写真1枚目の左から2番目)。
ジャスティン大臣は、オーストラリアンフットボールカールトン(Carlton)の有名選手でした。メルボルンらしいですね。

クイーンズランド州には以前、競馬担当大臣までいたそうです。いかに競馬が市民権を得ているかがわかります。

Spring Racing Carnival左からオーストラリア、日本、イギリス、アメリカの国旗です。豪州英米の連合国軍に何故だか日本が参加しています。日本の競馬馬も参加するのでしょう。
ちなみに前の子供がつけている国旗のうちで、右から二番目の子がつけている旗は、セントジョージクロス(St George Cross)と言ってイングランド(England)の旗です。
英国の国旗ユニオンジャック(Union Jack)は、スコットランドのSt Andrew's Cross、アイルランドのSt Patrick's Crossとイングランドの3つの十字架(Cross)を組み合わせて出来ています。
1801年、メルボルンが殖民される1835年の34年前のことです。
さすがにキリスト教の国です。
St Andrewsはもちろん世界最古のゴルフコースがある場所です。


Spring Racing Carnival花飾りのついた女性用の帽子セントポール大聖堂カテドラル。
この飾り帽子こそがメルボルンカップの象徴とも言えるものです。メルボルンの青空に良く似合います。


Spring Racing Carnival公式Web

メルボルンカップ公式Web


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