2006年12月7日(木)へ 18時30分
ヤラバレー産ワイン試飲会
Yarra Valley Wine Tasting
アトリウム フェデレーションスクエア
The Atrium Federation Square
Melbourne
Melway 1A−N10
最高気温20度とまたまた寒い一日に逆戻りのメルボルンです。毎朝、着ていくものに迷います。すこし厚着をしていってちょうど良いくらいです。
メルボルンのクリスマスといえばワインがつきものです。今日の試飲会は、入場料は$12です。下記のWebに割引券が付いていて$9です。飲み放題(つまみ付き)なのでたいへんお得です。
公式web
ヤラバレー(Yarra Varrey)は、メルボルンから車で東へ1時間ほど(60km)行った場所にある盆地でワイナリーが集まった地区です。ビクトリア州では一番、名前が通った有名なワイナリー地区です。
メルボルンの近郊にあるので、週末にはワインを楽しむ目的でメルボルンからたくさんの行楽客が訪れます。もちろん飲酒運転は禁止です。飲酒運転チェックも厳しくやっています。
ワイナリーツアーもたくさん出ています。
一番奥にYering Stationが見えます。ビクトリア州で一番最初に出来たワイナリーで1838年に設立されました。メルボルンの殖民が始まったのが1835年なので、わずか3年後に始まっています。
Yaling Station 公式Web
Visit Victoria
Seville Estate
豪州のワイン産業は、世界で6番目の規模を誇っています。生産量は、年4億リッター(40万キロリッター)です。フランス、イタリアに比べると名前は有名ではありませんが、品質対価格比では圧倒的にお得です。
赤ワインの主だった種類です。
Shiraz・・・重厚なフルボディタイプ
Cabernet Sauvignon・・濃い目タイプ
Merlot・・・柔らかい。
Pinot Noir・・・色も透明で味も透きる。
白ワイン
Chadonnay・・・すっきりしたタイプ
Sauvignon Blanc・・・濃い目
Semillon・・シャープで飲みやすい
Reisling・・・やや甘い
などがある。
Yarra Valleyは、赤ではPinot Noir、白はChadonnayが有名
ワイナリーのおじさんから直接、いろんなウンチクが聞けます。
1788年5月、イギリスのポーツマス軍港からアーサーフィリップ(Arthur Phillip)船長(後、総督)に率いられたイ11隻の船団がオーストラリアへ向けて出発しました。豪州への最初の殖民団です。イギリス軍海軍兵士のほかは、囚人が800名ほど。南アのケープタウンで食料を補給した際に、ワインの木を積み込まれ、NSW植民地に植林されたのです。しかしうまくワインを作ることができず、販売されるようになったのは、1822年のことです。
その後、ヨーロッパ各地から移民が入ってくるようになりワインの質が改善されました。特にドイツからの移民が南オーストラリア州のバロッサバレー(Barossa
Valley)に殖民し、高品質のワインを生産するようになりました。
今年は、日豪交流年です。公式Web
いろんなイベントが行われていますが、これもそのひとつYarra Valleyのワイン(Evelyn Country Estate)に日本の芸術家の作品をラベルにして貼ってあります。
全部で186の作品がワインのラベルとなって展示されています。
明日12月7日(金)もやってます。割引券をプリントして行ってみましょう。
3月には、実際の作品が世界遺産エキジビジョンビルディングに展示されます。
今回の参加で有名どころ
Coldstream Hills
Long Gully Estate
Punt Road
Wedgetail Estate
Yering Farm Wines
ドメインシャンドン(Domain Chandon)
Yarra Valleyで最も有名なワイナリーのひとつドメイン シャンドンです。フランスの多角経営企業ルイヴィトンヘネシーモエシャンドングループが、世界中でシャンペンに最も適した場所を探しつくして、最後に決めた場所がYarra
Valleyです。モエのシャンペンは本家本元のドンペリニオン修道僧にまで遡る本格的なものです。
今日のワイン試飲会でも一番人気でした。
メルボルンのレストランやパブでは1杯$7くらいしますが、今日は何杯のんでも$12です。
公式Web
ひと回りすると酔ってしまいます。
クリスマス特集
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