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サマータイムとオーストラリア標準時

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2008年10月13日(月)
サマータイムとオーストラリア標準時
Team Loco Human Graffiti
St Paul's Court
フェデレーションスクエア
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

今日は、午前中一杯は雲が多く曇っていました。午後から少しづつ晴れ間が広がり夕方には晴天となりました。

昨年の今日 2007年10月13日(カフェ ローレント

Canon EOS 40D シャッター速度 1/160 秒  絞り数値 F13 測光方式 評価測光
ISO感度 400 画質圧縮率 RAW

今日の為替レート
1A$=67.7円 

 Team Loco Human Graffiti
メルボルンの今年のサマータイム(Day Light Saving)は、10月5日(日)の午前2時にスタートしました。10月1日にも同じ午後6時に同じ場面でTeam Loco Human Graffitiを撮っています。1時間違うとまったく明るさが違うことが判ります。(人物が明るいのはフラッシュの効果です。)

オーストラリアでは、現在、次の標準時を採用しています。
西豪州標準時(GST+8時間)
南豪州標準時(GST+9.5時間)
東豪州標準時(GST+10時間)

このうち、西豪州標準時は、ウェスタンオーストラリア州に適用されます。
南豪州標準時は、サウスオーストラリア州と北部準州(Northern Territory)に適用されます。
東豪州標準時は、クイーンズランド州、NSW州、ビクトリア州、タスマニア州に適用されます。
日本の標準時は、GST+9時間です。

 南豪州標準時と東豪州標準時では30分の時差であり中途半端ではありますが、国全体としては大きな問題ではありません。

しかしサマータイム制となると各州でかなり違った状態となります。

現在、クイーンズランド州と北部準州ではサマータイム制を採用していません。

サマータイム制を採用しているのは、NSW州、ビクトリア州、タスマニア州、サウスオーストラリア州、ウェスタンオーストラリア州です。

ウェスタンオーストラリア州は、以前は採用していませんでしたが、2006年から2009年まで暫定テスト期間として採用しています。

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 サマータイムが始まる時期は、州によって違います。
サウスオーストラリアとウェスターンオーストラリアでは10月の最後の週末。
それ以外の州では10月の最初の週末です。ビクトリア州では昨年までは10月の最後の週末でしたが、今年から変わっています。

サマータイムの終わりですが、ウェスターンオーストラリアが3月の最後の週末、その他は、4月の最初の週末です。

またスポーツ大会などのイベントによっても変更があります。いずれにせよ、毎年の様に変化があるので、旅行などの際には注意が必要です。

時間が変わるといろんな諸問題が発生するように思えますが、実際には特に問題もなく世の中は動いています。

 日本でもサマータイム制の議論があります。オーストラリアの場合、夕方は6時にはほとんどの会社員や学生などは仕事場、学校を離れて人生を楽しんでいます。
しかし日本の場合は、夜9時、10時まで会社にいるわけなので、サマータイム制で1−2時間、早めたとことで、やはり会社にいることは変わりがなく、意味がないことになります。サマータイムとは人生を楽しむ人々のためにあります。

現在、サマータイムを導入しているのは、米国、北米各国、東西全ヨーロッパ諸国、南米、中近東の一部などです。

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