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ウォッカとコサック Vodka

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2008年8月17日(日)
ウォッカとコサック Vodka
Indipendence Day of Ukrainian
Association of Ukrainians in Victoria
BMWエッジ BMW Edge
フェデレーションスクエア
メルボルン Melbourne 
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残念ながら今日も曇りのメルボルンでした。それほど厚い雲ではありませんが、空を覆っていました。午後には一部、晴れ間も出ましたが。。

昨年の今日2007年8月17日(プラーン グラビル通り Greville Street


ウォッカは、ジャガイモ、ライ麦、大麦、小麦、サトウキビなどを原料として作られる蒸留酒です。
ウクライナでは、ホリールカhorilkaと呼びます。
何回も蒸留を繰り返し35度から50度のアルコール度数があります。最後に白樺の活性炭で濾過します。無味無臭無色に近いのですが、それでもいろんな味、匂い、色があります。ポーランド、ウクライナ、ロシアがメインの国ですが、東ヨーロッパからスカンジナビア半島まで広く分布します。
1917年のロシア革命により、それまでモスクワでウォッカの製造会社をやっていたヴラジミール スミノフがフランスに亡命し、その後、アメリカでスミノフブランドでウォッカの製造販売が始まり、ウォッカの名前が広がっています。

スミノフ公式Web

世界のウォッカ

  ピサンキの卵
ウクライナ民芸として有名な復活祭イースターの卵です。キリスト教到来の2000年以上も前から作られています。手法は、ローケツ染めと同じで、ワックスを漬けて、様々な色の染料で描いて、最後にワックスを熱で落とす方法です。

紀元前3世紀ころ、ウクライナの黒海周辺には、ギリシャ人の都市国家が建設されギリシャ、ローマの影響を受けていました。スキタイ人、モンゴル系フン族、ユダヤ系などの遊牧民族が到来しましたが、9世紀ころ、スウェーデンから南下してきたヴァイキングを王とし、キエフを首都とするキエフ大公国が誕生しました。10世紀にキリスト教国家となっています。キエフの大聖堂は、東ヨーロッパのキリスト教区を束ねる教会となっています。

 結婚式の際などに作られる装飾パン。

コサックは、ウクライナ地方を中心としていた豪族軍団のことで、ポーランドやトルコの支配が強かった時代に、反乱軍として立ち向かっています。
ロシア皇帝に立ち向かったドンコサックのスチェンカ・ラージンの反乱は、スチェンカ・ラージンの歌とともに有名です。
ウクライナ生まれの作家ニコライゴーリキの『タラス ブーリバ』は、ウクライナコサックがポーランドと戦う状況が描かれています。

 ウクライナのデザインを描く子供たち。

スポーツでは棒高跳びのセルゲイブブカがいます。
料理ではボルシチが有名です。

メルボルンと世界

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