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 ２００９年５月１２日（火）
フレアスカートダンス Flare Skirt Dance
ロシアフェスティバル Russia Festival
フェデレーションスクエア
Ｆｅｄｅration Square
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map (航空写真）
今日も安定した秋の日となった。
気温は、１６℃、明日から週末にかけて下り坂となる模様。
昨年の今日 ２００８年５月１２日（ダブ湖 Dove Lake）
Canon EOS 5D MarkⅡ 絞り優先AE シャッター速度1/500秒 絞りF3.2 スポット測光
ISO感度 500 AWB 画質圧縮率 JPEG
レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
撮影は、５月１０日（日）
 ロシアのオーストラリアへの移民は、１８００年代の初期に始まっている。英国の探検隊がオーストラリア周辺を探索していたころ、ロシアも捕鯨船や探検隊を日本はアジア周辺へ派遣していたからだ。日本には１８００年前後から北海道や長崎などにロシア船が現われているが、同時期にオーストラリアへもやってきている。
メルボルンがビクトリア植民地として独立した頃の１８５４年にはクリミア戦争により多くの黒海沿岸地帯から多くのロシア人がメルボルンに移民してきている。
バラクラーバ駅参照
メルボルンの中の世界
 ロシア移民の多くは、ユダヤ系ロシア人だ。セントキルダからバラクラーバ一帯に金曜日に出かけると多くみかけるユダヤ教徒もロシア、ウクライナなどからのユダヤ系ロシア移民が多くを占める。
日ロ戦争中の１９０５年にロシアで第一革命が、１９１７年に第二革命が起きると多くの知識階級、学生が共産党政権に反対してメルボルンへ移民してきた。既に多くのロシア人がメルボルンに移民しており、ロシア人にとってもメルボルンは約束の地であった。
１９２５年になるとソビエト政権とオーストラリアの関係が微妙になり、スパイや暴動組織がオーストラリアへ入るのを恐れたオーストラリア政府は、ロシアからの移民を制限した。
 第二次世界大戦後に、ロシア人の移民は、また増加に転じる。ロシア革命後、中国などに逃れていた白系ロシア人たちがオーストラリアへ移民してきた。尚、白系ロシアとは、革命（赤系）政権に反対する反対派や、旧帝政派などを云う。
戦後のロシア移民は、オーストラリアユダヤ人協会などがスポンサーとなって移民を支えている。
Australian Jewish News
ユダヤ系ロシア人では、マイヤーデパートを設立したシドニーマイヤーが代表だ。
マイヤークリスマスセール参照
 ロシア移民の多くは、ロシア正教（Russian Orthodox)教会派である。
ロシア正教教会オーストラリア
Australian Russian Magazine
immigration from Russia
オーストラリアのロシア人
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