|  2010年12月15日(水)
テッド・ベイリュー Ted Baillieu
ビクトリア州新首相
フェデレーションスクエア
Federation Square
メルボルン Melbourne
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2010年11月の選挙で、ビクトリア州の新しい首相となったビクトリア州自由党党首のテッド・ベイリュー。
撮影データ Canon EOS 1DMarkⅢ 絞り優先AE スポット測光 絞りF4.0 1/200秒 ISO感度 200 露出補正 AWB
JPG レンズ EF 70-200mm f/2.8L USM
 2010年11月の選挙で、自由党のテッド・ベイリュー（Edward Norman "Ted"
Baillieu ）率いる連合（自由党、国民党）は、現職州首相ジョン・ブランビー率いる労働党を破って州政権を奪取。テッド・ベイリューは、第46代州首相（プレミア、Premier)に就任した。
ビクトリア州の政治家の中では、最も裕福と云われている。テッド・ベイリューをサポートするのは、コールズ・マイヤー、BHPビリトン、巨大銀行などメルボルンの経済界の重鎮企業群。
 テッド・ベイリューは、1953年7月31日生まれの57歳。
ベイリュー家の先祖は、フランス系ベルギーからの移民。家族からは、法律家、ジャーナリスト、活動家、オリンピックスポーツマンなどを輩出している。
メルボルンのトゥーラックに生まれ、メルボルン・グラマー高校、メルボルン大学建築学部を卒業。卒業後は建築家としてスタート。その後、不動産会社の取締役となり財を成す。建設労働組合の運動に手を焼いたことから、1981年に自由党カールトン支部に入党。1987年には、ビクトリア州自由党副党首、1994年に党首となる。2006年にビクトリア州野党党首。
トゥーラックに豪邸を構え、ソレントに別荘を持つ。
 右側は、オーストラリア労働党(ALP)党首、オーストラリア連邦政府首相、ジュリア・ギラード。
2010年ビクトリア州選挙では、与党労働党は、55議席から12議席減らして、43議席として第二党に転落。一方連合（自由党、国民党）は、32議席から13議席増やして、45議席として第一党の与党となった。
これまでのビクトリア州選挙
1996年 勝党 ジェフ・ケネット 自由党
負党 ジョン・ブランビー 労働党
1999年 勝党 スティーブ・ブラック 労働党
負党 ジェフ・ケネット 自由党
2002年 勝党 スティーブ・ブラック 労働党
負党 ロバート・ドイル 自由党
2006年 勝党 スティーブ・ブラック 労働党
負党 テッド・ベイリュー 自由党
2010年 勝党 テッド・ベイリュー 自由党
負党 スティーブ・ブラック 労働党
(2002、2006は国民党が第三党。）
 テッド・ベイリューは、AFLジローン・キャッツのサポーター。
ミドル・ブライトン・シーバスのメンバーであり、ミドル・ブライトン・シーバス水泳クラブ ブライトン・アイスバーガーズ公式webのメンバー。
ミドル・ブライトン・シーバス
テッド・ベイリューは、メルボルン・クリケットクラブ（MCC)、サベージクラブ、ロイヤル・メルボルン・ゴルフクラブ、メルボルン・ラグビークラブ、ジロン・フットボールクラブなどのメンバー。
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