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時計塔の夕景 The Clock

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2008年9月15日(月)
時計塔の夕景 The Clock ヤラ川より
フリンダース駅 Frinders Street Station
メルボルン Melbourne
この場所の地図Google Map

数日続いたメルボルンの春の日も今日は一転して寒い一日となりました。午後は強い風も吹いてきました。移り変わりが激しい天気で雨も時々降っていました。
夕方にはきれいに晴れ渡りました。

昨年の今日2007年9月15日(ジーロンの岸壁

プリンセス橋の南西詰めのコンサートホール前から撮影しました。

 フリンダース駅は、1854年9月12日にメルボルンターミナル駅(Melbourne Terminus)という名前で開業しました。
豪州で最初の鉄道駅です。
正確には、それ以前に南オーストラリア州アデレードで鉄道馬車が走っています。従って機関車を走らせた路線としてはメルボルンが豪州で最初の鉄道路線です。
ポートメルボルンのステーションピアとフリンダース駅を結ぶ路線でした。
ヤラ川は、サンドリッジ橋で越えました。
Sandrigde Bridge 参照
従って現在のフリンダース駅の時計台から西の場所に当初のフリンダース駅は位置していました。
ゴールドラッシュで毎日、数隻の割合でやってくる労働者をメルボルン市内に送りこむことがこの鉄道の最大の急務であったからです。

  東口の中央ドームの場所は、開設当時は、公設魚市場がありました。
プリンセス橋のたもと(現在のPokies, The Clock)には、30年間も公設の死体置場がありました。
これは当時の大英帝国の植民地政策は、検死官による検査を義務ずけたのですが、ゴールドラッシュによる労働者の増加により検死が間に合わず、それまではホテルの1階を公民館として死体置場に利用していたのですが、衛生上に問題があり、ヤラ川に近く比較的衛生的であったのでこの場所に公設死体置場を設置しました。

Pokies 参照

  1850年代後半にプリンセス橋駅、スペンサーストリート駅が完成しました。プリンセス橋駅は、北東、東、南東方面へのターミナル駅でした。スペンサー駅は、西、西北へのターミナル駅でした。
従ってフリンダース駅は、ポートメルボルン線とセントキルダ線のみのターミナル駅でしたので、現在のような中央駅とはかなり性格が異なる駅でした。
しかしその後、1860年頃、プリンセス駅橋を吸収し、またスペンサー駅とも路線がつながってからやっと中央駅らしくなってきました。

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 右端の部分がPokies『The Clock』の場所。

現在のフリンダース駅は、1901年に建設が開始され、1910年に完成しています。
西口の時計台もその際に完成しています。 それまであったフリンダース駅も、立派な駅であったので、ホーソン駅に移設されました。


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