2012年7月26日(木）
フリンダース駅活性化計画デザインコンペ
Flinders Street Station design competition
フリンダース駅　時計台南側面の夜
フリンダース駅　Frinders Street Station
メルボルン　Melbourne
この場所の地図Google Map (航空写真）

フリンダース駅及び周辺地区の再開発、デザインコンペが現在、行われている。総額１００万ドルの賞金がかかったコンペで、今後、１００年のフリンダース駅の青写真が描かれる。デザインコンペの締め切りは、２０１２年８月１日。まだ１週間の余裕があるので奮って応募しよう。

撮影データ Canon EOS ５DMark�U 絞り優先AE　評価測光　絞りF10.0 1/80秒 ISO感度 6400　露出補正 太陽光 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2012年3月17日 板屋雅博　撮影

　フリンダース駅は、一日の乗降客１０万人のメルボルンを代表する中央駅。観光客が最も多い点でもメルボルンやビクトリア州、またオーストラリアを代表する駅と云っても過言ではない。中央ドームの多数の時計があるメインゲート前は、メルボルンの待ち合わせ場所のNo1の場所でもある。中央ドームの真下の切符売り場は、地上階にある。中央改札口から中に入り、右手に進むとエレベーターやエスカレーター、階段があり、降りたところに列車のプラットフォームがある。
現在のフリンダース駅は、１９１０年に完成し、盛大に完成式典が行われた。
即ち、完成後１００年が経過したフリンダース駅のこれからの１００年を考えようとするプロジェクトが動き出した。

　ビクトリア州のテッド・ベイリュー州首相は、２０１１年１１月１５日に賞金総額＄１００万豪ドルの国際デザインコンペを発表した。その目的は、フリンダース駅とその周辺地区の活性化と歴史的な価値を守りまた高める為である。
フリンダース駅の中央コンコース、フラットフォーム、歴史ある中央ドーム、時計タワー、駅ビル、西の端にあるバナナアレー倉庫群、ヤラ川にかかるサンドリッジ橋からクイーンブリッジ橋までが対象となる。
コンペの締め切りは、２０１２年８月１日、オーストラリア東部標準時午後２時。
２０１２年３月　コンペの主目標が発表
２０１２年６月　裁定委員会が設置




　 フリンダース駅地区は、このコンペにより創造的な輝きあるデザインを世界中から集める。メルボルンのランドマーク地区は、再開発によりその魅力を最大限に発揮する。フリンダース駅の駅ビルは、長い間、正当な評価されず放置されてきた。施設やアクセスは標準以下の状態に置かれている。
・フリンダース駅を過去の栄光へ復活させる。使用してない部分を活性化させる。


正面は、フリンダース通りからフリンダースレーン通りにあるビクトリア大学シティ校。
Victoria University City Campus

左は、ランデブーホテル（Commercial Travellers Association）

　フリンダース駅活性化デザインコンペの内容

・駅の歴史遺産を再生する。
・駅の輸送能力を改善させ、将来の成長への筋道をつける。
・広い市民広場を作る。そこで各種複合的な芸術活動を実施する。
・周辺地区も含めた複合的な駅の活性化
・投資効率が高い提案であること


フリンダース駅　１０番プラットフォームより（西側）

　 デザインコンペ

　　公共交通

　　ナショナルトラスト
　
　Jenny Davies

　ヘラルドサン

　Premier

この一連の写真であるが、フットブリッジからバナナアレー方面へ少し歩くと、フリンダース駅の裏口がある。特に遮るフェンスもなく誰でも入ることができる。そこから撮ったもの。

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