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ニューマン・カレッジ Newman College

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2013年2月19日(水)
ニューマン・カレッジ
Newman College
メルボルン大学 Melbourne University
パークビル Parkville
メルボルン Melbourne
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ニューマン・カレッジはメルボルン大学が持つ12のカレッジのひとつ。カレッジは英国の伝統的な寄宿舎であり学舎であった。設計者のウォルター・バーリー・グリフィンは、首都キャンベラの設計者でもある。

撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE スポット測光 1/640 F7.1 ISO感度 200 太陽光 露出補正 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2013年1月15日18:28 板屋雅博撮影

 メルボルン大学 ニューマンカレッジ

住所:887 Swanston Street, PARKVILLE
建築年:1916年ー1918年
建築期:両大戦中間期 Interwar
建築様式:ネオゴシック
建築家:Walter Burley Griffin
建設用途:教育 大学
現在の用途:教育 大学

ウォルター・バーリー・グリフィンは、オーストラリアの首都は計画都市であるキャンベラの基本をしたことで名高いがニューマンカレッジは、スワンストン通りのニューマンカレッジと共にメルボルンに現存する建物のひとつ。

キャピトル・ハウス、キャピトル劇場

Walking Melbourne

 ニューマンカレッジは、ビクトリア州のローマ・カトリック教会によって設立された。名前は英国の学者John Henry Cardinal Newman (1801-1890)に由来する。1800年代後半メルボルンの北部地域はメルボルン大学の拡張のために保持されていた。その北部地区は4つに分割され、アングリカン教会(トリニティカレッジ)、プレスビテリアン教会(オーモンドカレッジ)、メソジスト教会、カトリック教会の寄宿学舎に割り当てられた。1914年カトリック教会はカレッジの建設を決定。当時キャンベラの設計コンペに当選したグリフィンに設計を依頼した。当初の設計では、中央に礼拝堂を持ち両側に対称に寄宿学舎を置くもの。礼拝堂の両側にはガーデンを設けた。ダイニングホールは、強化コンクリートで造られた。建築様式は、ネオゴシック。中世と近代性を感じさせる建物となっている。

 全体の設計は、ウォルター・バーリー・グリフィンと奥さんで米国初の女性建築家マリオン・ルーシー・マホーニー(Marion Lucy Mahony)が1917年に完成させている。Chapel of the Holy Spiritは、装飾ゴシック様式にて1939年に完成。ふたつの棟が1958年と1961年に追加して建設された。ウォルター・バーリー・グリフィンは、著名な建築家フランク・ロイド・ライトも下で数年間、修行している。フランク・ロイド・ライトは、日本では旧帝国ホテルの設計で知られる。

ビクトリア州遺産

 メルボルン大学のカレッジの数

Trinity College 1872
Ormond College 1881
Janet Clarke Hall 1886
Queen's College 1887
Whitley College 1891
Newman College 1918
University College 1937
Medley Hall 1954
International House 1957
Graduate House 1962
St Hilda's College 1964
St Mary's College 1966

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Newman College公式web

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