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MCG メルボルンクリケットグラウンド

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2006年9月8日(金)へ
MCG メルボルンクリケットグラウンド
Melbourne Cricket Ground
Yarra Park Melway 2G-D7

この場所の地図Google Map

セントキルダメルボルン
昼間は良い天気でしたが、夕方からは冷えてきました。このあと少々、雨も降ってきて寒い夜になりました。
冬のメルボルンのスポーツと言えば、フッティことオーストラリアン・フットボールです。オージールールとも言います。レギュラーシーズンが先週末で終了しました。今週からは優勝チームを決めるいわゆるプレーオフが開催されています。
MCG 公式Web
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歴史

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カフェ ロックンロールイン

MCGは、その名前のとおり夏場はクリケットのスタジアムとして使用されています。
しかしメルボルンっ子の血を熱くするのは、なんと言ってもフッティです。
MCGは、フッティの聖地と言ってよい場所です。それはフッティのチャンピオンチームを決める最終戦、グランドファイナルがこのMCGで行われるからです。たとえシドニーのチームとパースのチームが戦うことになってもやはりMCGで行われます。
もちろんシドニー(スワンズ)など、他州のチームは反対してますが、リーグ全体は、ビクトリア州のチームが多いためにいまのところは多数決ではビクトリア州が勝ってしまいます。

MCGは、1956年のメルボルンオリンピックの際は、メインスタンドとして活躍しました。

MCGは、1853年9月23日、当時の総督チャールズ ラトローブによって現在のこの場所をメルボルンクリケットクラブに与えられました。明治維新(1868年)の15年も前になります。メルボルンクリケットクラブは、1838年に設立されています。これはメルボルン市の設立よりも古く、タスマニアのビジネスマン、ジョンバットマンによってメルボルン居留地の設置が1835年。メルボルン中心地の区割り(ホドルグリッド Hoddle Grid) が出来たのが1837年のことです。中心地にほとんど建物がない時代にもうクリケットをやっていたわけです。メルボルンクリケットクラブは、メンバー数9万人。順番待ちが15万人で世界最大のスポーツクラブと言われています。
公式Web
1860年頃のMCGは、ヤラ川の河川敷の土地の周りに柵を設けて観客が見学できるようにしてあるごく簡単な設備でしたが、1850年頃からのゴールドラッシュにより人口が急速に増え、また財力がメルボルン市に出来ました。

そこで1876年頃から1884年にかけて段階的に観客席などの設備を設置していきました。その後も順次、改装が行われていき1856年のオリンピックの時にはオリンピックスタンドが設置されました。しかし2006年のコモンウェルス大会の前に4年をかけてほとんど全面改装が行われました。いまでは昔の姿が残ってないのが残念です。これだけ大きな設備なので、近代化は避けられないのでしょう。
切符売り場
向こう側は、メルボルンの都心部が見えています。MCGには、7つのゲートがあります。
ここは第三ゲートのそばです。

オーストラリアン フットボール リーグ Australian Football leage (AFL)の公式Web 

MCGと並んでメルボルンのもうひとつのフッティの競技場はテルストラドームです。

今日の案内を買う親子。
こどもがかぶっているのはセントキルダチームの毛糸の帽子です。
今日のメルボルンの街には、両チームのサポーターがあふれていました。中でもセントキルダのサポーターが多数を占めていたようでした。
現在の成績は、セントキルダが第6位。
メルボルンが第7位です。
順位表
現在、上位のチームで振るい落としのファイナルシリーズが行われています。
9月の最後の週にグランドファイナルが行われて優勝チームが決まります。

フッティの終わりと共に冬のシーズンが終わり、夏のシーズンが初まります。

第三ゲートの前です。
ゲームかが開始して30分ほど経ちますので、ゲートの前では静かになっています。
もちろんスタジアムの中からは大歓声が聞こえてきます。

現在、MCGを本拠地とするチーム
コリンウッド マグパイズ
Collingwood Magpies
メルボルン デーモンズ
Melbourne Demons
ホーソン ホークス
Hawthorn Hawks
リッチモンド タイガース
Richmond Tigers
ビクトリアン ブッシュレンジャーズ
Victorian Bushrangers (クリケット)

左側がMCGです。
右側は、全豪オープンテニスが行われるロッドレーバーアリーナ(Rod Laver Arena)とボーダフォンアリーナ(Vodafone Arena)です。

手前に歩道橋が見えますが、今年のコモンウェルス大会の時に設置されたあたらしい歩道橋です。フェデレーションスクエアからMCGまで一直線で歩いていけるようになりました。

2007年全豪オープン公式Web


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