2006年9月30日（土）へ
オーストラリアンルール フットボール決勝グランドファイナル Grand Final
シドニースワンズ(Sydney Swands)対ウェストコーストイーグルス(West Coast Eagles)
ＭＣＧ(Melbourne Cricket Ground)
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決勝戦にふさわしい快晴となりました。早朝は、雲が多く心配しましたが、昼前にはこのとおり、これ以上はないというメルボルン晴れになり、フットボールファンにとっては最高の一日となりました。手前の女性はシドニースワンズファン、『Bloods
Thirsty』（血が騒ぐ）を掲げているのはウエストコースト イーグルスファンです。
昨日までの画像
 フェデレーションスクエア
昨夜のメルボルンの街には、ウェストコーストイーグルスファンが溢れているように見えましたが今日は一転してシドニースワンズファンが多いように見えました。
ウェストコーストイーグルスは、西豪州パース（Perth)をベースにするチームです。西豪州にはもう１チームフリーマントル（Fremantrl
Dockers)があります。ウェストコーストイーグルスは今シーズン、非常に好調で１位で通過しました。
 フェデレーションスクエア
ウェストコーストイーグルスファン
オーストラリアンフットボール オージールール フッティーという名前で知られています。豪州独自のフットボールですが、特にメルボルンが発祥の地です。全１６チームの中で１０チームがメルボルンやビクトリア州に属しています。西豪州が２チーム、南豪州が２チーム、ＮＳＷ州（シドニー）が１チーム、クイーンズランド州（ブリスベーン）が１チームです。ところが本拠地のメルボルン及びビクトリア州はこの６年間で１度も優勝していません、
 テレビ取材クルー
フッティはビクトリア州ではもちろんＮｏ１のスポーツです。テレビ、ラジオもこの日（グランドファイナル）はフッティを中心に報道します。しかしシドニー（ＮＳＷ州）やブリスベーン（クイーンズランド州）ではラグビーがＮｏ１のスポーツです。ビクトリア州に所属しないチーム同士の戦いがこのＭＣＧで行われることについて、さかんに観客に聞いていました。ビクトリアのファンはもちろんフッティの発祥の地であるＭＣＧでグランドファイナルが開催されることを当然と思ってますが、他の州のファンは、遠くからわざわざビクトリアまでやって来なければならず、違う意見です。
 右側シドニースワンズファン、左側はウェストコーストイーグルスファン。
シドニースワンズは、サウスメルボルン・スワンズという名前でした。主に財政的な理由で１９８２年にシドニーへ移転しました。昨年２００５年にシドニースワンズは優勝しました。
スワンズとしては初優勝。サウスメルボルン時代からは７２年ぶりの優勝となりました。サウスメルボルンではいまでもスワンズのサポーターが大勢いてスワンズの優勝の際には、大いに盛り上がりました。
 一家そろってシドニースワンズファンです。
いまでもサウスメルボルン地区にはスワンズファンがたくさんいます。イーストコースト イーグルスは西豪州出身のチームなのでメルボルンには固定したファンは多くはありません。昨夜は遠征してきたファンが街に繰り出していて、イーグルスファンが多いように見えましたが、今日は一転して自宅から出てきたシドニースワンズファンが多いように感じられたのでしょう。
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