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回転木馬 Carousel

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2008年2月19日(火)
回転木馬 Carousel
クイーンブリッジスクエア Queenbridge Square サウスバンク Southbank
メルボルン Melbourne
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今日も真夏のメルボルンでした。
早朝は、メルボルンらしい涼しい気温でしたが、昼前から30度を越えて夜まであまり気温が下がらないのは、メルボルンでは珍しいことです。

昨年の今日2007年2月19日(メルボルン博物館 Melbourne Museum


 右側は、サンドリッジ橋(Sandridge Bridge)
クイーンブリッジスクエアは、2006年のコモンウェルス(英国連邦)スポーツ大会の際に、サンドリッジブリッジと共に整備された新しいお祭り広場です。
現在では、サウスバンクの公共お祭り広場としては最大のスペースを持っています。


 回転木馬は、メルボルンではカローセル(Carousel)と言います。メリーゴーランド(Merry-go-round)、ランナバウト(Roundabout)などとも言います。古くは中世ローマ帝国時代に十字軍がトルコ、アラブ諸国へ馬に乗って遠征に行く姿をストーリーにしたものと言われています。
カローセルは、ラテン語のCarosellaから来ています。戦争という語源があり、まさに十字軍の騎士のことです。
現在の遊戯具としての姿になったのは、1800年代の初期、メルボルンが成立した頃です。当時の欧州では、大掛かりなまた小規模の遊園地が建設されていました。

  電力が無い時代でしたので、馬がロープを引っ張ってフライホイールを回転させ、その遠心力で木馬を回転させるという子供が乗るには危険すぎるmかなり危ない代物でした。
当時のカローセルは、馬以外にもいろんな動物が使われており、十字軍の意味はほとんど無くなっています。
現在の形に完成されたのは、アメリカです。電気モーターを使用し、プラットフォームに機軸を備えて、そこに木馬を備える方式です。1900年の頃です。




 メルボルンのルナパークは、1912年に開業しています。あと数年で100年を迎える世界でも有数の歴史を誇る遊園地です。私企業として継続している遊園地では世界最古と云われています。ルナパークのカローセルは、現存する回転木馬としては最も古いもののひとつです。

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