2013年5月6日(月)
鋳物製のランプ
Cast Iron Lump プリンセスウォーク Prince's
Walk メルボルン Melbourne
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プリンセスウォークは、フェデレーションスクエアからヤラ川河畔へ降りてゆく、なだらかなスロープのこと。散策を楽しむにはお勧めのコース。ヤラ川やサウスゲートの高層建築物が良く見える。
撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 1/800 F7.1 ISO感度 200 太陽光 露出補正 JPG
レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2013年1月19日11:54 板屋雅博撮影
プリンセスウォークを下り切り、プリンセスウォークを下りきるとビラランマール公園となる。その手前を南に曲がるとヤラ川河畔に降りるスロープがある。
プリンセスウォークの下には、プリンセス橋が建設された際に、周辺部も地盤強化一環としてプリンセスウォーク倉庫(Princes Walk Vaults)が作られている。1888年のプリンセス橋の完成後、1890年に
A.W. McKenzieの設計で19の倉庫が作られた。
リバーランド プリンセス橋
Onmydoorstep
フェデレーションワーフの標識
Six Degrees Architects
RentaBike Bicycle Hire
Bay & River Cuises
City River Cruised
Melbourne River Cruises
中央の鋳物製のランプは、プリンセス橋の上にあるものと同じで1920年頃に設置された。当時のメルボルンにも鋳物製造の技術はあったと思われるが、精巧な出来から考えて英国で作って輸入したものと思われる。プリンセス橋は1890年に建設されており、当時はガスランプが設置してあったが、その後、電気式に変更された。
オーストラリアには現在、高炉を含むいくつかの主要な製鉄会社がある。1850年代から始まるゴールドラッシュでたくさんの製品が英国から輸入された。メルボルンは世界の都市の中でも装飾用の鋳物使用が世界で最も多い都市のひとつ。大量の鋳物が輸入されたが、1900年頃からはオーストラリアでも鋳物は大量に製作が始まっている。
南豪州アデレードのSun Foundry社が1897年に出したカタログが有名である。
Heritage Cast Iron
プリンセスウォークのスロープ。一般車両は入れない為、フェデレーションスクエアの一部としてイベントに使われる。土日にはアイスクリーム屋など観光客、行楽客向けの施設も臨時に設けられる。MCGでのスポーツイベント、メルボルンパークでのオーストラリアン・オープンテニス会場へ徒歩で向かう通路としても有名。会場へは電車、トラム、バスでも行けるが、ヤラ川沿いに20分ほどかけて歩いて行くのがたぶん一番楽しい。
プリンセスウォークトップ
Federation Square ZINC
フェデレーションスクエアは、広大な複合施設だが、ビラランマール公園の近くに位置しているのが2002年にオープンしたZINC。レンタルスペース。レセプションや各種の会議、会合、結婚式などに使われる。厨房施設も完備しており、食事の提供もある。ケータリングは、EPICURE社。ZINCの左上の四角い建物は、NGV(州立美術館)。
フェデレーションスクエア配置図
ZINC
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