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RMIT大学9月

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2006年9月21日(木)14時30分
RMIT 大学
RMIT University
スワンストン通りとラトローブ通りの交差点
Melway 2B- E12

スワンストン通り北部の地図 Google Map



午前中は、風も強く曇ってましたが、午後からはからっとしたメルボルン晴れでした。この時間帯は暑いくらいの日差しでしたが、夕方からは結構寒くなりました。
正面は、メルボルンの南側、都心部方面(フリンダース駅方面)です。


RMIT大学の一番の特徴は何といっても唯一のシティ(CBD)の中にある大学です。キャンパス自体が都市の中にあります。
逆には緑のキャンパスがなく東京の私立大学に似ていると言えます。
都心のバーク通りまで4ブロックですので、もちろん歩いて行けます。
フリンダース駅までは800mほどですが、学生ならば歩く距離です。
この界隈にはカフェも多く、もちろんパブもあります。
この界隈の有名なパブ Oxford Scholar Hotelは、この直ぐとなりです。名前もアカデミックです。

RMITは、あちこちにキャンバスがあります。
Bundoora,Brunswick,Fishermans Bendなど。

右奥の建物は、メルボルンセントラルのショッピングセンターです。地下は、セントラルの地下駅があります。地下に駅があって地下を電車が走っていますが地下鉄ではありません。三角形の建物は、ショットタワーというビルが中に入っています。

ショットタワーは、別名をCoopsといって鉛(lead)の玉を作るためのタワーです。鉛の玉は実は鉄砲の弾丸なのです。溶けた鉛を塔の上から落下させるときれいな球となり落下するまでに冷えているわけです。この塔は、1890年に完成しました。このころから英仏を中心とした欧州の帝国主義により世の中がキナ臭くなってきた頃です。ショットタワーは、軍部拡張時代のなごりとも言えるのかもしれません。ショットタワーはビクトリア州内だけでも何箇所かあります。
需要がかなりあったのでしょう

この通りの両側がRMITのメインの建物です。
左側から9号館、7号館、5号館となっています。右側には、学生会館があります。
RMIT大学は、Royal Melbourne Institute of Technologyからきていますが、現在ではRMIT Universityが正式名称となっています。
技術系等や実業系統など社会に直接役立つ学問が多いようです。

正面は、州立図書館(State Liblary of Victoria)です。都市型の大学だからかファッションも都市型のようです。
La Trobe大学などは、かなり地域型、又は田舎型のようです。

設立は、1887年です。労働者のカレッジ(the Working Men's College)という名前で、主にエンジニア、機械、物理、会計学、数学、などの実学を教えていました。
1992年に大学として認められ、名前もRMIT大学となったのです。
ラトローブ通りに面する1号館は設立者のFrancis Ormondを記念する建物です。前回の写真の1枚目です。

学生会館の中のロビー。
やはり都会の大学らしい洗練された分息があります。
大学のロビーという雰囲気ではなく、ホテルのロビーのような雰囲気があります。
もちろん禁煙です。
この後ろには、ビリヤードのテーブルが数台、置いてあります。
教室は、このビルの上部にもあります。
階段を下りていくと、スワンストン通りに出られます。
大学の構内は、誰でも入れる構造になっています。

Milano Coffee House
これも明るい雰囲気です。
学生さんに混じってコーヒーを飲んでみるのも面白いかもしれません。



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