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テルストラドーム出口の夕景

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2007年9月7日(金)
テルストラドーム出口の夕景
サザンクロス駅 Southern Cross Station
この場所の地図 Google Map

夕方5時過ぎですが、まだこれだけ明るさが残るようになりました。まだまだ寒さが残るメルボルンですが、春はあっという間に通り過ぎそうです。
こんな駅から旅に出たい。サザンクロス駅は、そんな駅となりました。

昨年の今日2006年9月7日(メルボルンシティバス)

近距離列車コネックス(Connex)の切符売り場。コネックスは、フランスの民間企業Veolia Environnement社の小会社です。メルボルン(この場合は、ビクトリア州からの発注)は民営化が進んでおり、できるだけ競争力のある民間企業に請け負わせています。1999年の8月からスタートしています。現在の契約は、2007年8月21日に延長が決定し、2009年11月30日までとなっています。しかしコネックスは遅延や欠便が多く、利用者からは批判の声もあり、次回は入札制度になる可能性もあります。コネックスのブランドネームですが、Veolia Environnementは世界で使っていたコネックスブランドをVeoliaに変更しました。唯一残っているのがメルボルンです。

 コネックスの仕事の内容は、近距離鉄道の駅員、運行員などの人員や運賃などを含む運営全般です。しかし駅や鉄道設備の所有や新設はビクトリア州がやっています。
メルボルンのシティ以外のほとんどの駅では自動改札又は駅員による改札はありません。従って無賃乗車は簡単に出来ます。しかし巡回改札員インスペクター(Ticket Inspectors 又はRevenue Protection Officers)がいます。屈強なオージーが3名から5名で列車内を巡回して改札を行います。毎日列車通勤をする場合、昨年までは、半年に1回から1年に1回程度しか会いませんでしたが、最近は週に1回以上はぶつかります。彼らは駅の敷地内においては、ビクトリア州政府から警察に近い権限を付託されています。また警察に通報する権限も持っています。

コネックス公式Web

 メルボルンの公共交通機関は、トラム(Yarra Tram)、近距離鉄道(コネックス)、中距離鉄道V−Lineなどの民間各社に運営を委託していますが、それらを統合しているのがメットリンク(metlink)です。ネットなどはメットリンクを見れば、全ての公共交通機関の情報が入手できるわけです。

メットリンク公式Web

公共交通機関の消費者団体

夜のテルストラドーム出口

夏のテルストラドーム出口

 Veolia Environnement社が交通機関を運営している都市。
アジア:ボンベイ、ソール、
ヨーロッパ:パリ、マルセイユ、バルセロナ、マドリッド、ベルリン、フランクフルト、ストックホルム、コペンハーゲン、ヘルシンキ、プラハ、ワルシャワ、ダブリン、
北米:ラスベガス、ロサンジェルス、マイアミ、ボストン、デンバー、トロント
シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、オークランド
それにしては、遅延、欠便が多すぎるような。。。日本では無理でしょうか。

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