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インペリアルホテル The Imperial Hotel

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Imperial Hotel

2006年10月6日(金)へ
19時10分

インペリアルホテル The Imperial Hotel
Spring SteetとBourke Streetの交差点
Melway 1B−V5

今日は17℃と更に寒い一日となりました。メルボルンではその日の天気予報を良く見て服装を変えないとひどい目に会います。常に寒くなることを予想して1枚多く持って出歩くのが正解です。でも午後からは天気は快晴でした。

この画像を見て場所を思い出すようであればメルボルンの通と言えるでしょう。
バーク通りの向かい側にはハードロックカフェがあります。

昨日までの画像
↓この下に追加画像があります。

このおにいさんがビールを入れる手つきがいいですね。

Imperial Hotelは、バーク通り(Bourke Street)スプリング通り(Spring Street)の交差点にあります。ビクトリア州議事堂のまん前です。州議事堂は1851年に当時のメルボルン植民地の総督であったチャールズ ラトローブ(Charles La Trobe)の命によりロバート・ホドル(Robert Hoddle)によりメルボルンの高台であり、一等地であった場所、即ちこのImperial Hotelの向かい側に立てられました。従ってこの場所は、当時もまた今でも一等地の場所に存在する訳です。1851年に始まったゴールドラッシュのためにこのホテルが開業した頃はたいへんな賑わいであったと想像されます。バーク通りは、1850年代からメルボルンの第一の繁華街でした。



Imperial Hotelお姉さんがタップから注ぐ生ビールがまたうまそうです。
帝国ホテル(Imperial Hotel)と立派な名前のホテルパブです。もちろん宿泊はやってません。メルボルンではホテルとはもうパブの代名詞と思っていいくらいです。

この建物は、1852年に建築されました。1856年には『Salle de Valentino』という劇場になっています。ここでビクトリア植民地の第一回議会選挙がこの場所で行われたのです。
1858年には3軒のお店になりました。そして1863年に二階部分が増設されてImperial Hotelが開業したのです。
この地区はビクトリア州(一時は豪州中央政府)政府関係の建物が多くありますので、たくさんの政治家や政府関係者がビールやワインを傾けたことでしょう。現在はビルの谷間にひっそりと立っていますが、こんな小さなビルを壊さずに昔の雰囲気を残しながらかつ気取ったところがなく庶民的なのがメルボルンです。

おじさんの隣の壁には
Winter Special
ランチスペシャル 月ー水 $10
ディナースペシャル 5時以降
$10
ハッピーアワー
ハウスワイン $3
ビール(Hahn) 大ジョッキ$5 ライト
ビール(Hahn) 大ジョッキ$6 プレミアム
おつまみ付き

月ー金
午後5時ー7時とあります。
尚、この店にはピザ焼き専用の本格的な大きな煉瓦製のピザ釜(薪焼き)があります。



入り口の右側のテーブルコーナー
パブは、カウンターの立ち飲みが基本ですが、テーブル席もあります。
二階もテーブル席です。
昔は、二階が宿泊設備だったのでしょう。
パブといえば立ち飲み。男性ばかり。という構図が多かったのです。パブには女性が立ち入ることを禁止されていた時代があったそうです。しかしいまではテーブル席も増えて女性も気軽に入れる雰囲気です。


Imperial Hotel 公式Web

飲み物リスト

メニュー

Imperial Hotelインペリアルホテル
今日のスペシャル

スープ クリーミートマト+ベーコン $8
子羊ラム ステーキ $17.5
ラビオリ、チキン、など$18
サーモン $20
デザート $6.5

こちら側には、テーブルが15台ほどあります。数十名は入れます。


金曜の夕方なので、少しの間にお客で一杯になりました。ひとりで来ている常連さんも結構多く見かけます。
メルボルンの歴史の証人とも言えるこのインペリアルホテルで気楽にビールを飲めるのがいいですね。



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