2014年5月5日(月)
コールズの泉
Coles Fountain
州議事堂公園 Parliament Reserve
スプリング通りSpring Street メルボルン Melbourne
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スプリング通りにある州議会公園にある噴水をコールズの泉と云う。スーパーマーケットチェーン店のオーナーであるコールズ一族が寄付金を出して制作しメルボルン市当局に寄贈したものである。
撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 1/1000 F6.3 ISO感度 200 オート 露出補正 JPG
レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2014年1月13日16:02 板屋雅博撮影
コールズの泉 Coles Fountain
住所:スプリング通りとアルバート通りの交差点
制作年:1981年
制作美術家:Robert Woodward 水の芸術家
寄付金:G.J. Coles及びCoy Limited
幾何学的に組み合わされたステンレス製の水道管構造は3mの高さがあり、噴水が下へ向かって噴射される。その下で子供たちが遊べるように浅いプールとなっている。噴射する管の高さは子供たちの手が届かない高さに設定していある。噴水を上から見ると英語のCの形をしており、C型の入り口から入ると周りを噴水の壁で囲まれるように設計されている。
オリカハウス Orica House (ICI House)
住所: 1 Nicholson Street, East Melbourne
建築年:1958年
設計:Bates Smart McCutcheon
階数:20階
施主:Imperial Chemical Industries of Australia and New Zealan
高さ:58m 建築された当時ではオーストラリアで一番高い建物であった。また豪州最初の総ガラス張りの事務所ビルである。メルボルンでは長い間、高さ規制があったが、その規制を打破した最初のビルでもある。
メルボルンは年によって厳しい渇水に襲われる。従って噴水の水は原則的に飲み水である上水道水を使用していない。雨水や排水を処理して作った処理水を使用している。そのため、渇水期には噴水は作動停止となる。逆に言うと噴水が出ている時は、貯水池に十分に水があり、渇水期でなく、噴水が停止している時は、渇水期であることが分る。
処理水を利用する方式は、Robert Doyle市長が中心となって始まった。
公園の向こう側にはセントパトリック大聖堂が見える。
セントパトリック大聖堂
噴水を設計した芸術家のロバート・ウッドワード(Robert Woodward )は噴水芸術に革新をもたらしたデザイナーとして知られている。
1923年に生まれ、シドニー大学で建築を学び、建築の分野で活躍した。
主な作品
シドニー キングクロス El Alamein Memorial
シドニー 州議事堂前の噴水
キャンベラ Canberra Times Fountain
キャンベラ 豪州高等裁判所前の噴水
wikipedia
州議事堂公園にはいくつかのモニュメントがあるが、二人の銅像も見逃せない。Sir Douglas とLady Gladysである。アボリジニ出身の富豪として名高い。
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