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マイヤー Dジョーンズ前

クリスマス特集

Myer クリスマスショーウィンドー

メルボルン百景トップ

2006年12月2日(土)へ 16時30分

Myer クリスマスショーウィンドー
バーク通り Bourke Street
Melbourne
Melway 1B−M5

今朝は晴れ18度くらい、昼頃は、多少、曇ってきて23度ほど、夕方は快晴という天気でした。しかし道行く人たちの服装を見てわかるように以前として肌寒い一日でした。



Myerのショーウィンドウ
ウォンバットのおきて Wonbat★Devine
今年のお話ですが、ウォンバットが主人公で、オーストラリアの原生林の中で、カンガルー、コアラなどオーストラリア固有の動物たちが物語りを繰り広げます。
例年になく物語性が強く、また全て動物たちの話なので、子供にも判りやすくできれいます。

Myer過去のクリスマスショーウィンドウ

Myerの公式web

メルボルンのクリスマスシーンの中で、デパートMyerのクリスマスショーウィンドウは無くてはならぬものです。今日はいい天気でしたので、長い行列が出来ていました。
係員の数もたくさんいて順序よくゆっくりと見ることができるように配慮しています。
しかしいくら混んでいても、急がさせることだけは決してありません。のんびりと好きなだけ見るのがメルボルン流です。並んでいる人は、じっと待つのですが、それはOKです。スーパーマーケットや、銀行などで延々と待たさせることが、それはじっと待つのみなのです。待たされることで、苦情を言う人は見たことありません。



お父さんと二人でショーウィンドウに見入る男の子

マイヤーのショーウィンドウは子供に人気です。長い間、見入っています。人形は電気仕掛けですが、例年は、動きも悪く、豪州のこの手の仕掛けが遅れているのを象徴していました。しかし今年は、かなり動きも多彩で面白く仕上がっています。
色も多彩で、かなり華やかです。周辺部分の細工にも工夫が凝らされています。
今年は、ガソリン(メルボルンではペトロPetroと言います。)の値段が跳ね上がったため、郊外へドライブする人が減り、近場のデパート、ショッピングセンターへ出かける人が増えたために、Myerの売り上げも好調です。そのため、クリスマス商戦に向けてだいぶ資金をつぎ込んだ模様です。

バーク総督 (Richard Bourke)

バーク通り(Bourke Street)は、シドニーが属するNSW植民地の総督リチャードバークRichard Bourkeに由来します。リチャートバークはアイルランドのダブリンで生まれ、イギリスの名門、オックスフォード大学で法律を勉強しました。卒業後、陸軍に入り1800-1820年ころ、欧州、南米での軍事作戦に従軍しています。NSW植民地総督としては1831年にシドニーに着任しています。植民地の総督としては問題が多い総督であったようです。
彼の最大の功績は、1837年に殖民が開始されて2年目の人口数千人の小さな街に、当時のイギリス首相の名前を取って『メルボルン』と名づけたことです。
ショーウィンドウに見入る女の子。
夕日がガラスの反射して見にくいのでしょう。両手で横からの光を防いでいます。

GPOビル
Grand Post Office(中央郵便局)ですが、現在はショッピングセンターです。
中心地にあるため、取り壊してホテル、巨大ショッピングセンターを立てるなどのプランがありました。また2001年には火事にあって崩壊寸前になるなどの危機的状況もありましたが、市民の努力の結果、現在も昔と変わらぬ美しい姿を保ってます。

良く晴れていますが、セーター、カーディガンは欠かせません。

1858年のバーク通り

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