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マイヤー前

歳末セール

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2007年6月21日(木)
歳末セール
マイヤーMyer
バーク通り Bourke Street
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メルボルン Melbourne

今日は、豪州など南半球では昼間が一番短く、夜が一番長い日、即ち冬至になります。即ち明日からは夏に向かうのです。一番寒いのは、まだこれからですが、気持ちは明るくなります。

昨年の今日 2006年6月21日


メルボルンでは年度末セールが一斉に始りました。豪州の財政年度は、7月1日に始まり6月30日で終わります。従って今月が最後の月になるので、各企業はいわゆる決算セールに走ります。一番有名なのは、マイヤー、デビッドジョーンズなどのデパートですが、自動車販売会社も大幅に値下げします。自動車などの高額商品を買うのには一番適しています。マイヤーの歳末セールも6月末まで行われています。

財務大臣(現在は、ピーターコステロ)は、毎年5月に翌年度予算を発表します。豪州政府予算の大きな特徴は、黒字であるということです。2007−2008年度予算は、106億豪ドルの黒字です。豪州は世界でも有数の資源大国です。中国、アジア諸国への資源の供給をベースに長期に渡る景気拡大を続けています。教育、研究開発、資源輸送などのインフラ投資、福祉、環境、農林振興、高度医療、国防などへの連邦支出を拡充しています。ビクトリア、NSW、QLD、西豪州、南豪州、タスマニアの6州は、そえぞれに州内閣があり、独自予算を持っています。外交、軍事などは連邦が権限を持っています。

  豪州は、教育を産業のひとつと位置づけています。英語国であることを利用して多くの外国人留学生を引き付けています。
福祉、高度医療も先進国として世界のトップレベルを目指しています。農業、林業も広い国土を持つ酪農国家である豪州の一面です。国防も豪州には欠かせません。周りをインドネシア、南太平洋諸国に囲まれています。また英国連邦の主要メンバーとして英国、米国と共にイラク、アフガニスタンなど世界中へ軍隊を派遣しています。
これら豪州の全ての活動が政府予算にかかっています。それらをやり遂げながら、豪州政府は、黒字予算を達成しています。

豪州政府in Japan


 現在の豪州首相は、John Howardです。
副首相:Mark Vale
財務大臣:Peter Costello
外務大臣:Alexander Downer
国防大臣:Brenden Nelson
厚生大臣:Tonny Abbott
法務大臣:Philip Ruddock
環境水資源大臣:Malcolm Turnbull
通産大臣:Warren Truss
通信芸術IT大臣:Helen Coonan
移民市民権大臣:Kevin Andrews
教育科学大臣:Julie Bishop
農林水産大臣:Peter Mcgauran
人事大臣:Chris Ellison
家族共同体アボリジニ問題:Mal Brough
産業観光資源大臣:Ian Macfarlane

豪州連邦政府

豪州経済は、好調な経済界、堅実な政府をベースに繁栄しています。
金利率は6%前後を保っています。また2007年のGDP成長率も+1%台と好調です。失業率も4%台と30年ぶりの低水準になっています。好調な豪州経済を受けて、現在の豪州ドルは、104円台を記録しています。

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