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フリンダースレーントップ

オリエンタル ビルディング Oriental Building

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2012年1月28日(土)
オリエンタル ビルディング
Oriental Building
現 トマセッティ ウェアハウス
Tomasetti Warehouse
フリンダースレーン Flinders Lane
この場所の地図 Google Map

落ち着いた重厚な建物が並ぶ、フリンダースレーン。手前側のトマセッティ ウェアハウスの内部には、もうひとつの建物があった。

左は、The Lane Punt Hill Apartment
一階には、カフェ IL CUBICO
271-273 Flinders Lane
That's Melbourne
The Laneの左はデグレーブス横町
左の白っぽい建物は、図書館とCAE
一番左の高い建物は、ニコラスビル


フリンダース通りは、東側、中央部、西側でずいぶん違った雰囲気を持つ。オリエンタルビルは、中央部のスワンストン通りとエリザベス通りの間の南側にある。フリンダース駅は、すぐ裏側にある。デグレイブス横町、センター横町が直ぐ近くにあり、学生が多い。ビジネス街でもあるため、ランチタイムには多くのビジネスマンで賑わう。


撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 絞り16.0 1/125秒 ISO感度 200 露出補正 太陽光 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L /USM 撮影:板屋雅博 撮影2011年1月

デグレーブス横町
図書館とCAE
ニコラスビル


このビルは、1860年代にビクトリア植民地議員になったウィリアム・デグレイブス(William Degraves)の小麦粉工場兼商店として、ゴールドラッシュ期の1853年に、ブルーストーンを使った5階建てで、当時は、メルボルンで最も高い高層建築のひとつとして建築された。その後、20年間ほどデグレイブスのビジネス拠点として使用された。1899年にオリエンタルビルと名付けられた。1905年から1907年にかけて、上層部が付け加えらた。現在の正面ファサードは、当時の著名建築デザイナー、H W & F B Tompkinsによって建築された。後にトマセッティ ウェアハウス(Tomasetti Warehous)と名前が変わった。最も特徴的な点は、1階の3つの馬蹄形のアーチ。これがアラビア的であり、オリエンタルビルの名前の由来。縦に4本の赤レンガの支柱があり、屋上部には五角形の小塔がある。
一階の3つのアーチを4本の支える支柱には、アールヌーボー様式のデザインが見える。

オリエンタル ビルディング
Oriental Building
現 トマセッティ ウェアハウス
Tomasetti Warehouse
住所:277−279 Flinders Lane
建築:1905−1907
設計: H.W & F.B Tompkins
建築期:エドワーディアン
建築様式:シカゴ派 アメリカン・ロマネスク
階層:6階  
用途:倉庫
現在の用途:事務所
施主&建築主:

Walking Melbourne

ナショナルトラスト B4284 

東側(左側)の側面には、1853年に建設された当時のブルーストーンが見える。
この建物は、アメリカン・ロマネスク・リバイバル、クイーンアン、アールヌーボーなどのデザインの融合したもの。

 H.W & F.B Tompkinsの建築物

Ball and Welch Department Store(1898)
メトロポリタンガスの2軒西側の建物。

Dimmeys Store and Clock Tower(1907)

Centreway (1909)
(一番下の画像)

Herald and Weekly Times Building(1921)
Myer Emporium(1925)

Myer Department Store(1933)

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