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サーグッド ウェアハウス / ロスハウス
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2012年9月17日(日) サーグッド ウェアハウス Sargood Warehouse 現 ロスハウス Ross Houseフリンダースレーン Flinders Lane この場所の地図 Google Map サーグッドウェアハウスは、フリンダースレーンにある。スワンストンとの交差点から少し西へ行き、CAEの隣にある。現在は、ロスハウスという名前で教育関係で有名。 撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先AE 評価測光 絞り 6.5 250/秒 ISO感度 200 露出補正 太陽光 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L /USM 撮影:板屋雅博 撮影2011年1月2日 左奥は、ニコラスビルとスワンストン通り サーグッド ウェアハウス Sargood Warehouse 住所:247-251 Flinders Lane 建築年:1898年 施主:Sargood, Butler, Nichol and Ewen Ltd. 用途:倉庫 建築家:Sulman & Power(シドニーのデザイナー) 建築期:エドワーディアン 建築様式:アメリカン ロマネスク シカゴ派 Chicagosque 階数:6階 施主は、富裕な輸入商人でシティに大がかりな輸入品保管倉庫を作った最後の年代である。この頃までは、大型の外洋船がヤラ川を遡ってきていた。 特徴:三つの巨大な窓枠。このころは鋼鉄が建築全般に普及してきた時代であるが、レンガも構造、装飾に多用している。窓枠などは、鋳物で装飾が施してある。 当時としては巨大な高層ビルであり、施主の経済状態を誇るだけでなく、防火構造を持つ近代的な高層建築技術を駆使している。フリンダースレーン側のファサードは、下層部はHarcourt花崗岩を使用し、砂岩の柱を使用。 巨大な窓は、太陽光をふんだんに取り入れる目的がある。 ナショナルトラストB4049 Walking Melbourne ビクトリア州遺産VHR 1929年にビクトリア州電力委員会によって取得され、ロイストンハウスと名前が変わったが、概観は建設当時のままに保存されている。マンチェスターレーン側の一階と地階は、1930年代に強化コンクリートによって補強されている。 アメリカンロマネスクは、アメリカの建築家HH Richardsonによって啓発された建築様式。 ロスハウス Ross House NPO非営利団体や、少数民族、海外の諸団体などが自己啓発、教育、美術などの目的で使用する多目的ビル。現在、60ほどの団体が入居している。実際の利用は、更に多い。会議室、ミーティングルーム、郵便箱、コピー機、ファックスなどの設備を有している。 メルボルンの文化的な多様性を良く表している。 ロスハウス このページのトップへ