シティ案内
今日の一枚へ
キング通り
メルボルン最古の住居
メルボルン百景トップ
2008年12月23日(火) メルボルン最古の住居 カフェ Russell's Old Corner Shop & Luncheon Room キング通とラトローブ通の交差点 この場所の地図Googole Map(航空写真) 今日は天気予報どおり厚い雲がかかっていました。昼頃は雨がふるかと思われましたが、3時ころから晴天となりました。このままクリスマスまで晴れてほしいものです。 昨年の今日 2007年12月23日(セントパトリック大聖堂) Canon EOS 40D シャッター速度 1/125 秒 絞り数値 F10.0 評価測光 ISO感度 100 画質圧縮率 RAW レンズ:EF24-70mm f/2.8L USM 今日の為替:1豪州$=61.61円 キング通りとラトローブ通りの交差点に建つこの小さな住居は、メルボルンの市内で最も古い住居です。ビクトリア州でも最も古い住居です。1850年に建築が始まり、1851年に完成しています。 ビクトリアは、1851年7月1日にNSW植民地から分離して、ビクトリア植民地として独立しました。当時のメルボルンの人口は、29,000名です。1901年のオーストラリア独立に比べて、遥かに大きな喜びであったと伝えられています。 メルボルン市民は、直ぐ目の前のフラッグスタッフ公園に集まって盛大にお祝をしました。この小さな住居は、ビクトリア植民地以前から独立当時を物語る貴重な証人にです。メルボルンの古い建物ベストテンに入る貴重さです。 これより古い住居は、キャプテンクックの家(1755年豪州最古)がありますが、英国からの移設です。ラトローブのコテージ(1839年)がありますが、これは公邸です。 メルボルンには、ゴールドラッシュ以前の建築物は、ほとんど残っていません。 政府の大建築物ならばともかく民間の小さな住居が、しかもこのような都心に生き残っているのは、メルボルン市民の良心に他なりません。 入口の左側にメルボルン市が作ったプレートがかけてあります。 この住居を作ったのは、James Heffersonです。1899年にV.S. Azzapardiがこの家でニュースエージェンシーと雑貨店を開店しました。それ以来、同じAzzapardi一族によって守り伝えられておりきました。 King Street 330−290 正面は、フラッグスタッフ公園。 トラムが通っている通りは、ラトローブ通り。 V.S. Azzapardiの娘夫婦であるBeatriceとGeorge Russellが1930年に現在のお店(カフェ兼雑貨屋)Russell's Old Corner Shop & Luncheon Roomを開店しました。1989年にAzzapardiのひ孫夫妻によって手入れがなされています。 オーナー夫妻は、現在でもこの2階に住んでいます。ここから1ブロックの場所にメルボルンで最古の教会であるセントジェームズ教会がありますが、先週の日曜日2008年12月21日にもご夫妻は、クリスマス礼拝に参加されていました。 メルボルン最古の住居であるこのカフェには一度立ち寄ってみたいものです。 メルボルンカフェベストテン 右側は、キング通り。 都心のビル街の一角に洒落たカフェがたくさんあります。メルボルン散策の途中に一休みしてみましょう。 メルボルンの建築物1850‐59
キング通り このページのトップに戻る